『19番目のカルテ』第6話、笑顔と涙が同居する食事会に胸がいっぱい（感想）（ネタバレがあります）

ドラマ感想

2025.08.29

第6話は、見ていて心がぎゅっと締めつけられるような温かさと切なさが同時に押し寄せてきた回だった。肺がんステージⅣと診断された半田辰（石橋蓮司さん）のために開かれた食事会が、ただの集まりじゃなくて“命の輝き”を感じるような時間になっていて、気づいたら画面を見ながら涙が止まらなくなってた。

滝野（小芝風花さん）の提案で開かれた特別な食事会
ディスコ音楽と横吹（六平直政さん）のツッコミ
刈谷（藤井隆さん）の「レッツダンス！」で会場は一変
「楽しいのに泣ける」横吹（六平直政さん）の涙
まとめ
「19番目のカルテ第6話」をもっと楽しむアイテム

滝野（小芝風花さん）の提案で開かれた特別な食事会

車いすで参加した辰（石橋蓮司さん）が弟子や友人たちに再会する場面、あの笑顔がもうすべてを物語ってた。提案したのは滝野（小芝風花さん）で、彼女の優しさが本当に空気を変えたと思う。病を抱えているはずなのに、そこに漂っていたのは悲壮感じゃなくて“生きてる今”を大切にしてる雰囲気。弟子たちや仲間たちの表情も明るくて、でもその明るさの裏にある切なさを想像すると胸がぎゅっとなった。

ディスコ音楽と横吹（六平直政さん）のツッコミ

突然流れだしたディスコ調の音楽に「なんでディスコだ？」と驚く横吹（六平直政さん）。そこで滝野（小芝風花さん）が「辰さんが奥様と出会った思い出の場所だから」と答えると、すかさず「ウソつけ！盆踊りだろ、このかっこつけが！」ってツッコむシーン、めっちゃ笑った。重たい場なのに、こうやって笑いが挟まるからこそ心が救われるんだよね。辰（石橋蓮司さん）と横吹（六平直政さん）の関係性がすごく温かくて、見ているこっちまで笑顔にさせられた。

刈谷（藤井隆さん）の「レッツダンス！」で会場は一変

医療ソーシャルワーカーの刈谷（藤井隆さん）が「さあ、みなさん。レッツダンス！」と声をあげた瞬間、空気が一気にディスコ会場みたいになった。体を揺らす人、手を打ち鳴らす人、全員が音楽に合わせて楽しんでいる光景は、ただのダンスじゃなくて生きることそのものを感じさせる時間。笑い声と音楽に包まれる空間で、辰（石橋蓮司さん）が一つ一つの瞬間を噛みしめている姿が映るたび、こちらも胸が熱くなった。

「楽しいのに泣ける」横吹（六平直政さん）の涙

一番心に響いたのはやっぱり横吹（六平直政さん）の言葉。「なんでだろうなぁ……こんなに楽しいのに、泣けて泣けて仕方ねぇよ」。笑いながら涙をぬぐう姿に、楽しいのに悲しい、悲しいのに幸せっていう複雑な感情が全部詰まってた。SNSでもこのセリフがめっちゃ話題になってて、「同じ気持ちになった」「泣けて仕方なかった」って共感の声が続出。視聴者の心をまるごと掴んだ一言だったと思う。

まとめ

第6話は、命と向き合いながらも笑顔を忘れない人たちの姿が本当に心に響いた。辰（石橋蓮司さん）の残された時間が限られているからこそ、滝野（小芝風花さん）の提案や刈谷（藤井隆さん）の声かけが、何倍も尊く見えたんだと思う。そして横吹（六平直政さん）の涙が、その場にいた全員の思いを代弁していたようで、見ている自分まで心を揺さぶられた。重たさと温かさが混ざり合う、忘れられない回だった。