『25時、赤坂で Season2』、第7話の嫉妬の温度が優しすぎて胸がざわつく(感想)(ネタバレがあります)

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白崎由岐(新原泰佑さん)が黒木蛍太(夏生大湖さん)からの電話にぱっと顔を上げた瞬間、羽山麻水(駒木根葵汰さん)の胸の奥がきゅっと狭まる感じが画面越しにも伝わってきて、なんかこっちまで息をのむ。
甘いはずの同棲シーンなのに、黒木との距離の近さがほんの少しだけ影を作って、その影に羽山の寂しさがそっと落ちていくのが切なすぎて、でも正直ちょっと萌えてしまう自分もいる。
第7話、感情の揺れ幅が細かすぎて妙に響く。

恋人としての羽山麻水(駒木根葵汰さん)の“穏やかな嫉妬”が染みる第7話

「うまくいってよかった」と笑って見せる羽山麻水(駒木根葵汰さん)の声が、ほんの少しだけ乾いているように聞こえて胸が痛む。
白崎由岐(新原泰佑さん)が嬉しそうに「黒木さんがずーっと付き合ってくれたんだよ」と言うたび、羽山の表情が静かに揺れるのがわかる。
恋人を信じたい気持ちと、心が無意識にざわつく瞬間のせめぎ合いって、こんなにも繊細なんだなって思わされる。
黒木(夏生大湖さん)の存在がただの“俳優仲間”じゃなく、白崎にとって支えになってしまってるからこそ、羽山の胸の奥に落ちる陰が濃くなる。
その陰が嫌味じゃなく、柔らかくて、守りたいのに不安になる恋人の感情そのものって感じで刺さる。

黒木蛍太(夏生大湖さん)との距離が縮まるほど白崎由岐(新原泰佑さん)が無自覚に揺らしてくる

白崎は悪気ゼロでしゃべってるんだけど、「明日も一緒に自主練するんだよ」って無邪気に続けるその空気が、羽山にはちょっとだけ胸に引っかかる。
黒木との自主稽古で役を掴んで褒められたことを素直に嬉しそうに語る白崎は、本当にまっすぐでキラキラしてて、それがまた羽山を不安にさせてしまうのが切ない。
白崎が席を離れて電話に出る姿も、彼自身はただ“頑張りたいから”なのに、その背中が少し遠く見えるのが痛い。
恋人同士なのに距離がちょっとずつずれる瞬間って、こういう形でくるのかもしれないと思ってしまう。

電話が鳴った瞬間の羽山の表情、あれは一瞬だけ本音が漏れていた

白崎がスマホを見て「あ、黒木さんだ」と言ったときの羽山の表情、静かなんだけど確実に色が変わっていた。
あの一瞬の沈み方がリアルすぎて、胸の奥がぎゅっとつまる。
羽山は「うん」と優しく返すけど、その奥で動いた感情はちゃんと視線ににじんでいて、俳優としての駒木根葵汰さんの細かな表現に戦慄するレベル。
白崎はほんとに気づかないまま席を立つから、そのすれ違いの片鱗が余計に寂しさを深くする。
好きだからこそ、相手のちょっとした変化に弱くなる瞬間がリアルに描かれていて胸が苦しい。

羽山麻水(駒木根葵汰さん)の“言葉の奥の沈黙”が尊くてつらい

白崎が嬉しそうに黒木のことを話すたび、羽山はちゃんと聞いて、ちゃんと受け止めて、ちゃんと笑う。
その“ちゃんと”の積み重ねが、羽山の人柄の優しさなんだけど、同時にその優しさが傷を広げてしまうのも切ない。
「明日稽古休みでしょ。ならさ…」って言いかけたタイミングで鳴る電話も、タイミング悪いのに物語的には完璧すぎて鳥肌が立つ。
あの後に続いたはずの言葉を思うと、静かに胸がしめつけられる。
恋人だからこそ、言わなかった言葉が重くのしかかる。

Xでも羽山の嫉妬に沸騰していた視聴者の反応

「羽山さん…切なっ」「表情が良すぎて刺さる」「もっと嫉妬して!」みたいな声がずらっと並んでて、共感しかない。
羽山の“やわらかくて、優しくて、でも傷つきやすい嫉妬”って、ただの恋愛感情じゃなくて関係性の深さとして響くから、視聴者も完全に感情を持っていかれてた感じ。
白崎の無自覚さに「ちょっと叱られなさい…」って言いたくなる気持ちもわかるし、羽山を抱きしめたくなる気持ちもわかる。
ラブストーリーの中の嫉妬って、こんなに美しく描けるんだなって実感する回だった。

まとめ

第7話は、甘い同棲の日常の中に落ちる“わずかな影”が本当に綺麗で、胸の奥をそっと揺らす。
羽山麻水(駒木根葵汰さん)の嫉妬は激しくないのに、言葉の端の震えや沈黙で全部伝わってきて、ただただ切ないのに愛おしい。
白崎由岐(新原泰佑さん)の無自覚なまっすぐさも可愛いけど、その可愛さが羽山の不安を刺激してしまう構図がたまらない。
2人の距離の微妙なズレを見せつつ、それでも“好き”が滲んでしまう繊細さのある回で、心が静かにざわつく余韻が残る。
(ほのりん)

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