『25時、赤坂で Season2』第4話、“負けたくない”の意味が恋の本音すぎて刺さる(感想)(ネタバレがあります)

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第4話、静かな会話の中にいちばん深い愛があった。
羽山麻水(駒木根葵汰さん)が三原望(篠原悠伸さん)と話すシーン、何気ないやり取りなのに、胸の奥がじんわり熱くなる。
「負けたくない=相手と対等でいたい」って言葉、まるで羽山と白崎(新原泰佑さん)の関係そのものだった。
このドラマ、本当にセリフが宝石みたい。

オーディションで“恋人”が“ライバル”になる切なさ

舞台「雨と懺悔」のオーディションをきっかけに、羽山(駒木根葵汰さん)と白崎(新原泰佑さん)は同じ役を競うことになる。
恋人なのに、同じ夢を追う相手でもある。
白崎が「距離を置こう」と提案した時、羽山の沈黙がすべてを物語ってた。
「愛してる」って言葉より、「離れよう」と言える関係の方がずっと大人で、ずっと切ない。
静かな朝の食卓、ひとりでシリアルを食べる羽山の横顔が、もう痛いくらいにリアルだった。

三原のバーで生まれた“答え”

羽山が三原(篠原悠伸さん)のバーにふらりと現れる。
「勝ちたい人っている?」から始まる会話が、まるで心のドアをノックしてるみたいだった。
三原の「勝ちたいはマウント、負けたくないは対等でいたいってことじゃない?」という言葉。
この瞬間、羽山の中で何かが解けたのが分かる。
白崎のことを思い出して微笑む表情が、優しくて切なかった。
“勝ち負け”じゃなく、“並んで立つこと”を選べる羽山が本当にかっこいい。

恋も仕事も“対等”でいたいという願い

恋人同士なのに、仕事ではライバル。
この関係、嫉妬や焦りが混ざってもおかしくないのに、2人は違う。
白崎は羽山の背中を追いながら、自分の足で立とうとしてる。
そして羽山もまた、白崎の成長を見て、自分の居場所を探してる。
「負けたくない」という言葉に込めたのは、きっと“あなたと同じ場所で生きたい”って願い。
三原の何気ない一言が、2人の未来に光を落とした気がした。

三原の言葉が放つ“優しさ”と“鋭さ”

三原(篠原悠伸さん)は、いつも冗談めかしてるけど、実は誰よりも人の心を見抜くタイプ。
羽山が何に悩んでるのか、言葉にする前から察していたような眼差しだった。
「対等でいたい」って言葉を口にする時のトーンが優しくて、深くて。
彼のバーは、ただの飲み屋じゃなくて“心の避難所”みたい。
あの乾杯のシーン、静かだけど、ものすごく温かかった。

まとめ

第4話は、“愛すること=対等でいること”を教えてくれる回だった。
羽山麻水(駒木根葵汰さん)が白崎由岐(新原泰佑さん)を思い出して微笑む瞬間、全部が報われた気がした。
三原望(篠原悠伸さん)の何気ない一言が、恋と人生の核心を突いていて、心が揺れた。
「勝ちたい」よりも「負けたくない」を選ぶ勇気。
それは、誰かと並んで生きたいという一番優しい強さ。
(ほのりん)

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