第3話、黒木蛍太(夏生大湖さん)の登場で一気に空気が変わった。
白崎由岐(新原泰佑さん)の穏やかな世界に、黒木がすっと入り込んでくる感じ。
優しそうに見えるのに、どこか底が見えない。
“恋のライバル”とか“刺激的な存在”って言葉じゃ足りない、静かな不安が漂ってた。
このドラマ、愛と嫉妬と野心のバランスがほんと絶妙。
羽山(駒木根葵汰さん)と白崎(新原泰佑さん)の“穏やかな日常”が壊れそうで怖い
前半の羽山と白崎の同棲シーン、まるで休日の映画みたいだった。
2人で荷物をまとめて、新しい部屋へ。
少し照れながら笑う白崎と、静かに見守る羽山(駒木根葵汰さん)の空気があたたかい。
でも、その穏やかさが壊れそうで、見てる側が勝手に緊張する。
“幸せな時間の中に、もう次の波が近づいてる”ってわかる演出がずるい。
あの優しい音楽の裏にある静けさが、逆に不安を煽ってくる。
オーディション会場の“視線の芝居”が息苦しいほどリアル
舞台「雨と懺悔」のオーディション。
白崎が緊張しながら座っていると、後ろから黒木蛍太(夏生大湖さん)が声をかける。
「白崎さんが出てた『昼のゆめ』、好きでした」――この一言の温度が絶妙。
柔らかい笑顔の裏に、何を隠しているのか全く読めない。
白崎が「どうも」と照れながら笑う瞬間、黒木の目が一瞬だけ鋭く光るのが怖い。
そしてずっと、見つめ続けている。
優しさと執着の境目をこんなに細く描けるの、ほんとにすごい。
黒木蛍太(夏生大湖さん)の“自己紹介”が完璧に不穏
「僕の名前は蛍太と言って、“蛍”は“ほたる”という字を書きます」
「でも、僕自身は光るどころか、よく見失われがちで」
このセリフ、完全にただの自己紹介じゃなかった。
自嘲なのに、どこか挑発的。
笑いを取って場を掴みながら、ちゃんと印象を残していく。
“舞台慣れしてる若手俳優”っていう表の顔の下に、確実に何か抱えてる。
白崎を見る目も、「共演したい」っていうより「奪いたい」に近かった。
夏生大湖さんの演技、静かな熱がありすぎて息が詰まる。
白崎(新原泰佑さん)の戸惑いが切なすぎる
黒木の視線に気づきながらも、何もできない白崎。
笑顔で返しながら、少しだけ目を逸らす仕草がリアルすぎた。
白崎は優しくて、まっすぐだからこそ、こういう“圧のある人間”に弱い。
彼の純粋さが黒木にどう影響していくのか、もう怖い予感しかしない。
羽山の前では安心してるのに、黒木の前では一気に不安定になる。
“愛されてる人”が他人の視線に動揺する瞬間、こんなにも痛いなんて。
SNSで沸いた「黒木の眼差し」、まさにそれ
放送後、Xでは「黒木の眼差しが強すぎる」「視線で物語作ってる」「黒木くん、掻き乱し担当すぎる」って感想が並んでた。
ほんとに、目だけでこんなに空気を変えられる俳優って貴重。
“敵”なのか“理解者”なのか、まだ誰にもわからない。
でも確実に、羽山と白崎の関係を揺らす存在になってる。
あのオーディション会場のピリピリ感、画面越しでも手汗かくレベル。
物語が動き出したのを肌で感じた回だった。
まとめ
第3話は、静かな嵐のはじまり。
黒木蛍太(夏生大湖さん)の登場で、羽山(駒木根葵汰さん)と白崎(新原泰佑さん)の関係がどう変わるのか、もう目が離せない。
優しさと嫉妬、光と影、その全部が交差しはじめてる。
そして、「蛍」の名前通り、黒木は小さな光を放ちながらも、誰かの心を焼いていく存在になりそう。
このドラマ、愛の形を描くたびに息が詰まるけど、そこがたまらない。
次回、黒木の“意図”が明かされるのか、それとももっと深い闇が待ってるのか――。
(ほのりん)
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