40までにしたい10のこと 第11話、慶司の涙が突き刺さる夜(感想)(ネタバレがあります)

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第11話は本当に胸がぎゅっとなった。
雀(風間俊介さん)の言葉があまりに冷静で、大人で、でも残酷で。
慶司(庄司浩平さん)の泣き顔が無防備すぎて、涙が止まらなかった。
SNSで「慶司っ!」って叫ぶ声が溢れてたけど、私も心の中で何回も呼んでた。
恋ってこんなに人を揺さぶるんだって、改めて思わされた。

リストから始まった関係の行方

雀(風間俊介さん)は40歳を目前に「40までにしたい10のことリスト」を書いていた。
その存在を知った部下の慶司(庄司浩平さん)が「俺とやりません?」と持ちかけたところから、この物語は一気に動き出した。
自分もゲイだと告白し、年下らしいまっすぐさで「俺はあなたのこと余裕で抱けます」と伝えた慶司。
そこから二人の距離が近づいたけれど、雀の中にはずっと“越えられない壁”があった。
その壁が第11話で、とうとう本音の形であらわになった。

慶司が過去と向き合った時間

慶司は、雀から距離を置かれて理由もわからず悩んでいた。
そんなとき、佐久間(青木瞭さん)に誘われて大学時代の先輩たちとスカッシュに行く。
仲間との会話で、自分が学生時代に“傷つくのが怖くて恋から逃げた”過去を思い出す。
その記憶が慶司の中に火をつけて、「もう逃げたくない」という強い気持ちになった。
だからこそ、雀に真正面から気持ちをぶつけに行ったんだと思う。
この流れがあるから、後半の慶司の涙がただの甘えじゃなく、必死の叫びに見えた。

「覚悟なんて必要ない」の叫び

雀の部屋で、慶司は震える声で「覚悟なんて必要ないでしょ。俺は雀さんと一緒にいられればそれでいいのに!」と訴える。
このシーン、息を止めて見てた。
年下の慶司が子どもみたいに泣いて、でも大人の理屈を押しのけるくらいの純粋さで迫って。
雀(風間俊介さん)は涙を浮かべながらも「ここまでにしよう」と冷静に告げる。
その表情が余計に切なくて、慶司の「雀さん!」の叫びが心臓を直撃した。
「一緒にいてはいけない」という決心、つらすぎるのに、大人だからこそ言えてしまうんだと思った。

リストを捨てるという決断

慶司が「リストはどうするんですか?あと少しなのに」とすがる場面。
雀は「やめるよ」と静かに微笑む。
この微笑みが、全部を諦めてしまった大人の笑みで、逆に涙があふれた。
静かな部屋に時計の音だけが響く。
慶司が泣きながら「ケーキ、食べてくださいね」と言って出ていく姿は、幼さと大人の狭間に立たされてる感じがして、苦しかった。
「リストをやめる」って言葉が、恋だけじゃなく生き方そのものを否定するようで、心に重く残った。

X(旧Twitter)の反響と共感

放送後、SNSは「慶司の泣き顔で涙腺崩壊」「大人の決断がつらすぎる」「普段クールな慶司が雀の前だけ乱れるの色っぽい」と大盛り上がり。
「慶司っ慶司っ!」っていう叫びもトレンドにあふれて、みんな同じ気持ちだったんだなって思った。
ただのラブストーリーじゃなく、大人の痛みと子どもの純粋さがぶつかる物語だからこそ、心に刺さるんだと思う。
私も正直、息が苦しくなるくらい泣いた。

まとめ

第11話は、慶司(庄司浩平さん)の涙と雀(風間俊介さん)の静かな決意、その対比が鮮烈だった。
「一緒にいたい」と「一緒にいてはいけない」が真っ正面からぶつかるシーンは、大人の恋愛の残酷さそのもの。
それでも、慶司がまっすぐ泣けたこと自体が救いで、希望だと感じた。
胸が苦しいけど、最後まで見届けたいと強く思わせる回だった。
(ほのりん)

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