大追跡~警視庁SSBC強行犯係~|双子を引き裂いた過去…純一の告白が切なすぎた第5話(感想)(ネタバレがあります)

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8月6日放送の第5話は、多摩川の河川敷で見つかった遺体から始まる衝撃の展開。被害者の倉田と関係があったのは、才能ある音大生・浜田響と、その双子の兄で半グレ集団の純一(濱田龍臣・二役)。事件の裏にあったのは、幼い頃に引き裂かれた兄弟の悲しい過去だった。取り調べで純一が吐露した弟への思いに、SNSは涙の声でいっぱいに。

河川敷遺体と“ピアニスト”の影

腐敗が進んだ遺体は暴力団構成員の倉田一郎。防犯カメラの解析で“ピアニスト”と呼ばれる浜田響の存在が浮上する。ところが響には鉄壁のアリバイがあり、事件とは無関係そうに見えた。調べを進めるうち、倉田には純一と純二という双子の息子がいて、別々の家庭に引き取られていたことが判明。純二こそ響で、純一は半グレの道を歩んでいた。

留守電がつなぐ兄弟と事件

響のスマホから復元された留守電には、「純一だ。お前を邪魔する奴はもういない」という不穏なメッセージ。その“邪魔する奴”が倉田だとわかり、純一が容疑者として浮かび上がる。八重樫や遥の取り調べで、純一は倉田が幼い純二の耳を聞こえなくした過去、さらにもう片方の耳も奪おうとしたことを語り、怒りをあらわにした。

ツンデレすぎる兄の想い

「あいつはすげぇよ」と照れくさそうに話す純一。芸術なんて興味なかったのに、純二のピアノを聴いて初めて涙が出たことを打ち明ける。口は悪いけど、心の底には弟を守りたい強い想いがあったことがわかるこのシーン、SNSでは「究極のツンデレ」「泣ける」「お兄ちゃーん!」と大反響だった。

まとめ

第5話は、事件の真相と同時に、引き裂かれた双子兄弟の絆が描かれた切ない回。純一の荒っぽい言動の裏に隠れた優しさや後悔が、濱田龍臣の演技でより際立っていた。刑事ドラマなのに、家族の物語としても胸に残る内容で、余韻が長く続くエピソードだった。