『奪い愛、真夏』未来の「ずっと、見てたよーーー!」がホラー超え(感想)(ネタバレがあります)

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第3話、まさかの展開ラッシュで感情がぐちゃぐちゃ。海野真夏(松本まりかさん)と空知時夢(安田顕さん)の水中キスは、禁断すぎて見てるだけで息が詰まりそうだったのに、その後に空知未来(高橋メアリージュンさん)のあの登場…心臓に悪すぎて笑いと悲鳴が同時に出た。鈴木おさむさん脚本らしい振り切り感、今回も全開だった。

踏みとどまったはずの真夏の揺れ

残業中の資料室で、既婚者の時夢(安田顕さん)とまたもキス寸前まで行った真夏(松本まりかさん)。そこで踏みとどまったのに、気持ちは逆に加速してしまうあたりがもう危うい。至近距離で見つめ合った瞬間、「あ、自分この人好きだ」って確信しちゃう感じ、危険だけどすごくリアル。松本まりかさんの表情が繊細すぎて、見てる方まで心が揺れる。

花火の暗躍が地味に怖い

山上花火(森香澄さん)が今回も裏でひたすら火をつけまくってる。未来(高橋メアリージュンさん)にも、PR部長の菅勇気(石井正則さん)にも、さりげなく「真夏と時夢怪しいですよ」的な匂わせをばらまく戦法がイヤらしい。直接的じゃないのに、確実に人間関係をかき乱してくるあの笑顔、背筋がぞわっとする。こういう小悪魔的キャラ、視聴者的には嫌いになれないんだよな…。

大時計修理の志でつながる二人

会議で、時夢(安田顕さん)が先代社長の父が寄贈した大時計の修理を提案するも、費用対効果を理由に反対される中、真夏(松本まりかさん)だけが彼の志に共鳴。このシーン、単なる不倫モードじゃなくて、仕事や信念でつながる二人の関係が垣間見えた感じがした。そして廃校になった小学校を訪れる二人の画が、なんともノスタルジックで、次の展開へのフラグにしか見えなかった。

廃校プールの水中キスと未来のホラー降臨

プールで戯れる真夏と時夢、そこまではロマンチックな空気。でも水中でキスした次の瞬間、未来(高橋メアリージュンさん)が現れて「ずっと、見てたよーーー!」って絶叫。もうホラー映画のワンシーンかと思った。演技の迫力もあって、鳥肌と笑いが同時に押し寄せてくるあのカオス感、まさに「奪い愛」シリーズの真骨頂。SNSで「怖すぎる」「名言誕生」と騒がれるのも納得。

まとめ

第3話は、真夏と時夢の危うい距離感と、未来の狂気がぶつかり合った超濃厚回だった。水中キスで甘くなった空気を一瞬で凍らせる未来の登場は、シリーズ屈指の名シーンになりそう。笑いと恐怖が入り混じるこのドラマ、次はどこまで振り切ってくるのか想像つかないけど、その予測不能さがクセになってる。