『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』八重樫兄弟の「はう〜!」が全部持ってった(感想)(ネタバレがあります)

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第5話、事件の内容ももちろん濃かったけど、何より八重樫雅夫(遠藤憲一さん)と双子の兄・雅彦(遠藤さん二役)のやりとりが可愛すぎて、もう全部持ってかれた。刑事ドラマであんなにほっこりする瞬間ある?ってくらい、食堂シーンで笑いが止まらなかった。SNSが盛り上がるのも納得しかない。

河川敷遺体と“ピアニスト”の謎

伊垣修二(大森南朋さん)らSSBC強行犯係に入ったのは、多摩川の河川敷で見つかった倉田一郎(眞島秀和さん)の遺体。倉田は暴力団員で、以前「金づるを見つけた、ボンボンのピアニストだ」と話していたらしい。この“ピアニスト”を探し出すために、仁科瑠美(丸山礼さん)の顔認証技術が大活躍。同じ時間帯に映っていた音大生・浜田響(濱田龍臣くん)を特定した瞬間の緊張感、映像から伝わってきた。

双子の衝撃事実

響にはなんと双子の兄・稲城純一(濱田龍臣くん二役)がいて、父親からの虐待で児童養護施設に入り、その後別々の家に養子に出されていたことが判明。しかも純一は半グレ集団に属しているという衝撃。響の無垢な音大生としての顔と、純一の荒んだ世界の対比がエグい。遥(松下奈緒さん)と伊垣(大森南朋さん)がこの事実を知った時の空気、張り詰めていて見入ってしまった。

八重樫兄弟の「はう〜!」タイム

名波凛太郎(相葉雅紀さん)が食堂で遭遇したのは、八重樫(遠藤憲一さん)の兄・雅彦。すし職人で、話すと急に「はう〜!」とか言っちゃう癖強キャラ。名波が“キャリア組”で伯父が内閣官房長官だと聞いた瞬間に出た「はう〜!」が面白すぎて、横の八重樫が「何が『はう〜!』だよ、おまえ」と即ツッコミ。まるでコントの掛け合いみたいで、SNSで「かわいすぎる」「苦しいww」って声があふれたのも納得。

八重樫の涙と兄弟の影

ラストの記者会見で、犯人が双子の弟を守るために父親を殺したと知った八重樫が、感情移入して泣くシーンが胸に響いた。普段は豪快でちょっとお茶目な八重樫が、兄弟の絆に自分を重ねて涙を流す姿…ギャップがすごくて一瞬静まり返った。このシーンのおかげで、ただのコミカル担当じゃない人間味が一気に深まった気がする。

まとめ

第5話はシリアスな双子の事件と、八重樫兄弟のほのぼのシーンが絶妙に交差して、感情の振れ幅がえぐかった。「はう〜!」で笑わせておいて、最後は涙で締めるなんて反則。八重樫(遠藤憲一さん)が次回どんな顔を見せてくれるのか、ますます気になる。