愛の、がっこう。第5話 川原の「サンタさんかよ!」が笑えて切ない(感想)(ネタバレがあります)

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第5話の川原洋二(中島歩さん)、完全に私の笑いの急所を突いてきた感じ。婚約者の愛実(木村文乃さん)がホストのカヲル(ラウールさん)に読み書きを教えてるだけでもモヤモヤなのに、その延長であの爆発。赤い服の動画を見て放った「サンタさんかよ!」の一言は、笑いながらも妙に胸に残った。

川原、嫉妬とツッコミが同時に爆発

愛実(木村文乃さん)がカヲル(ラウールさん)と過ごす時間に納得できない川原(中島歩さん)は、店でひとり食事中にも関わらずスマホでカヲルの動画を再生。そこに映ったのは真っ赤な衣装で踊るカヲル。その瞬間、彼の中で何かが弾けて「なんだ、この赤い服。サンタさんかよ!」と大声で放つ。店内の視線が一斉に集まり、ちょっと恥ずかしいはずなのに止まらない感情がリアルだった。

笑いの裏にある川原の本音

「サンタさんかよ!」は一見ギャグ。でも婚約者を別の男性に取られそうな不安や、彼女を守りたい想いが隠れてるようにも感じた。中島歩さんの声色や間の取り方が、ただの嫉妬じゃない複雑さを滲ませていて、笑いのあとにふと切なくなる。赤い服という見た目の衝撃が、川原の心の揺れを一気に引き出した瞬間だった。

SNSでの盛り上がりとキャラの愛され方

放送後のSNSでは「サンタに“さん”つける育ちの良さ」「川原なにがし、どんどん可愛くなる」などコメントが殺到。真面目で不器用だった川原が、回を追うごとに笑える存在としても定着してきているのが面白い。特に今回は、彼の人柄がにじみ出た台詞回しとタイミングの良さが、視聴者を一気に惹き込んだ。

まとめ

第5話の「サンタさんかよ!」は、川原(中島歩さん)のキャラクターを一段と印象づけた名シーンだった。笑いの中に恋人を想う気持ちや不安が垣間見えて、ただのコメディでは終わらない深みがあった。こういう瞬間があるから、このドラマから目が離せない。