第6話は、十条雀(風間俊介さん)と同期の黒木啓介(平子祐希さん)の掛け合いが、まるで長年の友達同士みたいで心が温まった。仕事場でのピリッとした空気とは別に、ふとした瞬間に見せる無防備な笑顔と軽口が、観ているこっちまで頬を緩ませてくれる回だった。
慶司との距離感に揺れる雀
十条雀(風間俊介さん)は、田中慶司(庄司浩平さん)と「40までにしたい10のことリスト」を一緒に進めながら、彼の言葉や仕草にドキッとする日々。宇多川茜(高山璃子さん)との会話を偶然聞き、「なんでもない時間を過ごすのもいい」という慶司の一言が、妙に胸に残る。パーテーション越しに覗く視線と、その後の考え込む表情がリアルで、まるで恋の答え探しをしているみたいだった。
黒木の登場で空気が一変
難しい顔をしていた雀(風間俊介さん)の元に現れた黒木啓介(平子祐希さん)の「すーずめ!」の一声で、空気が一瞬で軽くなる。恋の悩みを茶化すかと思いきや、「太ったんじゃね?」と腹をつまむという予想外の攻撃。慌てた雀の反応と、黒木の満足げな笑顔が、完全に気の置けない同期の距離感そのもので、観ている側はほっこりを通り越してニヤニヤしてしまう。
同期だからこそ出せる素の表情
黒木(平子祐希さん)と雀(風間俊介さん)のやり取りは、会社の上下関係も遠慮もゼロ。軽口の中にちゃんと相手を思いやる温かさがあって、まさに“同期っていいな”を体現していた。SNSでも「同期組もっと見せて」の声が続出するのも納得。こういう日常のスパイスが、恋愛ドラマの中でいいバランスを作ってる。
まとめ
第6話は、恋愛の進展はゆっくりめだけど、そのぶんキャラクター同士の関係性の深さが際立った回だった。雀(風間俊介さん)と慶司(庄司浩平さん)の微妙な距離感も、黒木(平子祐希さん)とのじゃれ合いも、それぞれ違う温度で心を動かす。こういう人間関係の積み重ねが、この作品の大人の魅力になっている。