『スティンガース警視庁おとり捜査検証室』第4話　水上くんの苦手分野全開！？父親役で挑む誘拐事件（感想）（ネタバレがあります）

スティンガース警視庁おとり捜査検証室

2025.08.13

警視庁の異端チーム“スティンガース”が、またまたとんでもない事件に巻き込まれちゃう第4話。今回の主役は、水上涼介（本郷奏多さん）！しかも、彼が大の苦手な“子ども”とタッグを組む羽目になるなんて…もう始まる前から波乱の予感しかしなかった。事件の裏には、大人も子どもも、それぞれの思惑が複雑に絡み合ってて、見てるこっちの心も揺さぶられまくりだったんだよね。

父親役に任命された水上くんの動揺っぷり

スティンガースルームに全員集合して、二階堂（森川葵さん）が事件の概要を説明。誘拐されたのは化粧品会社社長の娘・佳恋ちゃんで、犯人はなんと弟の大毅を身代金の運搬役に指名。しかも条件付きで「父親と一緒なら行く」と言われちゃうけど、本当の父親とは連絡が取れない…。そこで代役を決めることになって、なんとなく乾（藤井流星さん）に視線が集まったのに、二階堂が指名したのは大毅に似てる水上くん。本郷さんの一瞬の「えっ…」って顔がリアルすぎて笑ったけど、本人は笑えないよね。だって子ども超苦手なのに。

大阪行きのバスと消えた二人

護衛役として大毅と一緒に動く水上くん。でも途中で「大阪行きの高速バスに乗る」って小山内（井内悠陽さん）に伝えてから、二人の行方が分からなくなっちゃうの。捜査本部もスティンガースも焦る中、バス停に到着した二人。大毅が指示された場所に向かおうとする瞬間、水上くんが「待って」と声をかける。その真剣な表情が一気に場を引き締めるんだよね。実は彼、もう犯人が誰か分かってたんだ。

衝撃…犯人はまさかの大毅

水上くんが告げた犯人の正体は、なんと大毅本人。父親に会いたくて、家の使用人たちと一緒に漫画みたいな狂言誘拐を計画してたんだって。でも真実は残酷で、水上くんから父親が亡くなっていることを知らされる瞬間、大毅の表情が崩れるシーンは胸が締め付けられた…。本郷さんの声のトーンも優しいけど切なくて、空気が静かに重くなる感じ。

事件の裏にいた本当の悪意

無事に沢村家に戻った二人。でも夜、二階堂が山中で怪しい人物を見つける。その相手は使用人の須藤。彼は違法ギャンブルで沢村家の金を使い込んでいて、狂言誘拐を利用して証拠を消そうとしてたんだよね。小さな子の純粋な気持ちまで利用するなんて、最低すぎて怒りしかない。須藤が連行される場面、水上くんの静かな眼差しに滲む怒りが、逆に怖かった…。