『愛の、がっこう。』第5話　屋上で芽生えた予想外の“恋”発言にドキドキ（感想）（ネタバレがあります）

ドラマ感想

2025.08.13

第5話は、普段はクールな佐倉先生（味方良介さん）が、まさかの言葉を口にしちゃう瞬間があって、見てるこっちの心臓が変な音した回だった。読み書きが苦手なカヲル（ラウールくん）への夏休み特別授業に参加しただけなのに、そこから竹千代（坂口涼太郎さん）との距離が急加速。ほんの数分のやり取りなのに、空気がやたらと甘くて、でもちょっと笑えるのがこのドラマらしい。

屋上での出会いと自己紹介の温度差

愛実（木村文乃さん）の“授業”が行われているビル屋上にやって来た佐倉先生。カヲルはあからさまに不満そうな顔をしてたけど、そこに現れたのがカヲルの弟分・竹千代。スイカと飲み物を手にして、「夏しませんか～？」なんて軽やかな声と笑顔で一気に場を明るくする。竹千代が「竹千代っす！」とポーズ付きで自己紹介すると、佐倉先生は「あっ、佐倉と申します。30歳、東京出身です」と急にフォーマルモード。その温度差が妙におもしろくて、でもこの時点で何か起きそうな予感はあった。

本屋に行った二人と、残された二人

愛実とカヲルが本屋へ行くことになり、屋上には佐倉先生と竹千代だけが残ることに。二人でスイカを食べながら、佐倉先生が「異業種の方と飲み食いする機会はめったにないので」と柔らかく笑う。この瞬間、佐倉先生の警戒がちょっと溶けた感じがあって、空気がふっと優しくなる。竹千代も自分の仕事の悩みをさらっと話し、互いの立場は違うのに不思議な共感でつながっていくのがわかった。

不意打ちの“恋に落ちました”

教師としてのやりがいや責任の重さを口にする佐倉先生に、竹千代は「分かる～！」と全力で共感。さらに「もしかして気が合っちゃったりしました？」と笑いかけると、佐倉先生が真顔で「恋に落ちました」。え、今なんて！？とテレビの前で固まったのは私だけじゃないはず。このキャラ設定でそのセリフを言わせる脚本、ずるい。SNSがざわつくのも納得すぎる衝撃だった。