『FOGDOG』第4話 “香り”がつないだ切ない真相と二人の絆(感想)(ネタバレがあります)

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第4話は、狗飼錐(平祐奈さん)と猿渡響(丸山隆平さん)、そして雅人(福山翔大さん)の三人が追い詰めた真実が、ただの事件解決じゃ済まない胸の余韻を残す回だった。鍵になったのは香水の匂い。同じ香りを身にまとう二人の過去が、思いがけない形で事件の核心を照らし出していく流れに引き込まれた。

香水から浮かび上がる二人の影

被害者・蝶野康成(田島亮さん)の衣類に残っていた香水成分をたどると、7〜8年前に流行した「ラムールオーキッド」と判明。その香りを身につけていたのは、元王者の熊田浩紀(佐野岳さん)と寺の住職の息子でタイ料理店主の蜂屋満(休日課長さん)。二人が同じ香りを選ぶ必然性が、ただの偶然じゃないと感じた瞬間、物語が一気に深く沈み込んだ。

暴かれる関係と事件当夜の衝突

錐は熊田と蜂屋が恋愛関係にあったと推理。回想に挟まれる二人のやり取りは派手じゃないのに、互いを大事に思う空気が伝わってくる。蝶野がその関係をネタに熊田を揺さぶっていた事実が浮かび、事件当夜、蜂屋は熊田を守るために蝶野に揺さぶりをやめるよう迫るが、口論の末に衝動的に殺害してしまう。熊田は蜂屋を必死に庇うが、最終的に蜂屋が全てを認めた瞬間の静けさが、逆に心を刺した。

“守る”という選択が生んだ迷宮

賽銭箱や寺の祟りという噂で覆われた迷宮は、香水という痕跡からほどけたけれど、その裏には守りたい人を守るための行動があった。蜂屋の衝動も、熊田の庇護も、どちらも愛情から生まれた選択だと分かっているからこそ、単純に罪と断じられない。休日課長さんと佐野岳さんの視線や仕草に、セリフ以上の重さが宿っていた。

三人体制の息の合い方

錐の観察力と記憶力、猿渡の行動力、雅人の潜入力がそれぞれ効いていて、三人の持ち味がはっきり見える回でもあった。テンポよく進む捜査パートと、当事者たちの過去をじっくり見せるドラマパートの緩急が心地よく、事件解決の爽快感と切なさが同時に押し寄せてくる構成が印象的だった。

まとめ

第4話は、匂いがつなぐ関係性の深さと、それが引き起こした悲しい結末が丁寧に描かれた回だった。香水を合図のように使っていた二人の過去と、その選択の末に訪れた別れ。事件は解決しても残る切なさが、ドラマ全体の温度を一段上げてくれたと思う。

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