第6話は緊張の連続で、呼吸するのを忘れるくらいドキドキした。鳴木金成（岩田剛典さん）が父の死の真相に迫っていく姿はかっこよかったけど、黒幕と目を合わせた瞬間の空気の重さが半端じゃなかった。網野（ユースケ・サンタマリアさん）が飄々としながらも裏で糸を引いている感じが怖すぎて、次の瞬間何が起こるのか不安で仕方なかった。
父の死に隠された真実
鳴木（金成）が追い求めているのは、医療過誤で自殺した父・将成（林泰文さん）の真相。今回、倉持（坪倉由幸さん）を伴って会議に乗り込んで「執刀医は父じゃなくて倉持だった」と突きつけたシーンは震えた。隠蔽を指示した人物がいると示唆して天童院長（篠原涼子さん）をにらんだ時の緊張感、背筋がゾワッとした。けど、倉持が海外に逃がされそうになっていて、真実がまた消されそうになるのが悔しくて、見ていて歯ぎしりしたくなるほどだった。
夜長と共に動く鳴木の執念
鳴木（岩田剛典さん）を支える夜長亜季（蒔田彩珠さん）の存在も強く印象に残った。彼女が与えた情報がきっかけで、網野（ユースケ・サンタマリアさん）の動きを掴んでいく流れが熱かった。夜長ちゃんは冷静だけど芯が強くて、鳴木が暴走しそうになると支えてくれるから、2人のコンビ感が頼もしすぎる。彼女がそばにいるからこそ、鳴木が諦めずに黒幕に立ち向かえるんだって感じた。
網野の恐ろしい余裕
黒幕が網野（ユースケ・サンタマリアさん）だと判明した瞬間、心臓止まりそうだった。「父に罪をなすりつけたのはあなただ」って鳴木が突きつけても、全然動じない余裕の顔が逆に怖い。証拠を突きつけられても、「後日ゆっくり話そう」なんて軽くかわすのがサイコパスっぽくて震えた。しかも院長選に立候補したって聞いた時の絶望感、もしこの人が頂点に立ったら全部なかったことにされるって分かるから、本当に恐怖しかなかった。
まもりと石上家の複雑さ
鳴木が黒幕と戦う一方で、北見まもり（成海璃子さん）と父・石上倫志（新納慎也さん）、さらに弟の道徳（三浦貴大さん）の家族関係も描かれてて複雑だった。倫志が過去の失敗から焦って不正に手を染めていたことが明かされて、まもりが父を信じられなくなるシーンは胸が痛かった。道徳がそんな家族の弱さを全部把握しているのも冷酷で、石上家全体が鳴木の戦いに絡んでいく予感がして、不穏な空気が一層濃くなった。
まとめ
第6話は、ついに黒幕と鳴木（金成）が対峙するという大きな山場。網野（ユースケ・サンタマリアさん）の恐ろしいほどの余裕、鳴木の揺るがない執念、夜長（蒔田彩珠さん）の支え。それぞれが強烈に描かれて、ただの医療サスペンスじゃない深みを感じた。次に何が起こるのか、考えるだけで心臓が早鐘を打つような回だった。
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