第5話はめちゃくちゃ胸に響いたんだけど…。徳重晃（松本潤さん）がついに茶屋坂心（ファーストサマーウイカさん）の“主治医”になる展開で、心臓のことだけじゃなくて「心ってどこにあるの？」ってテーマに迫っていくのがもうエモすぎた。笑いと切なさと優しさが全部詰まってて、見終わったあともしばらく余韻が残る回だったんだよね。
クセ強な茶屋坂心と徳重の不思議な距離感
茶屋坂心（ファーストサマーウイカさん）は、めちゃくちゃ腕のある心臓血管外科医で、みんなから「ハートのクイーン」なんて呼ばれてる存在。だけど、突っ込んだことを平気で言っちゃうし、興味ある人にはグイグイ行くし、ほんとクセが強いんだよね。そんな彼女が徳重晃（松本潤さん）を観察して「全部テクニック。まがいものの優しさ」ってズバッと言い切ったのは衝撃。普通ならキレてもおかしくないのに、徳重は逆に「面白い」って喜んじゃうあたり、この2人の関係、なんか目が離せない。
母の命を背負った茶屋坂の選択
そんな茶屋坂の母・愛（朝加真由美さん）が大動脈解離で運ばれてきたシーン、息止まりそうだった。家族を執刀するのは本来タブーだけど、彼女は「他にできる人がいない」って自分で scalpel 握っちゃうんだよね。手術室に向かうときの「親だろうが何だろうが、心臓の形は一緒でしょ」ってセリフがもう震えるほどカッコよかった。でも手術後、心身に異変が出てしまって、あんな強気な茶屋坂が揺らぐ姿は見てて切なかったな…。
総合診療医としての徳重のアプローチ
院長の北野（生瀬勝久さん）から依頼されて、徳重が茶屋坂を診察する流れになるんだけど、ここからがほんと神回だった。徳重は「バイオ・サイコ・ソーシャル」って3つの視点で患者を見るっていう総合診療医ならではのアプローチで、彼女の心の奥を探っていくんだよね。最初は強がってた茶屋坂も、徳重の穏やかで確実な“テクニック”に少しずつほころんでいって、「聞かせてください」って言葉で母との複雑な関係を語り始める瞬間は、まさに胸がギュッとなった。
「心はどこにあるの？」への答え
最後に茶屋坂が徳重に「人の心はどこにあると思う？」って聞く場面。徳重が「ないと思います。心という臓器はありません」って淡々と答えるから、一瞬「え？」ってなるんだけど、そのあとがすごい。「それでも人は響き合う。あなたと私、その間に心は生まれると、僕は思っています」って続けるんだよ。これ、ほんと名言すぎて鳥肌立った。茶屋坂も納得したように見えたし、SNSで「沁みた」って声が多かったのも納得だよね。
まとめ
第5話は、単なる医療ドラマを超えて“人と人のつながり”そのものを描いた感じで、見ててすごく心が揺さぶられた。茶屋坂が母との関係に悩みながらも、自分の「心」の在りかを見つけていく過程はリアルで、徳重の言葉がやさしく包み込むように響いてた。キャラの個性と深いテーマががっちり絡み合った、まさに神回って呼びたくなる内容だった。
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