第7話、ずっと胸がギュッと苦しくなるシーンばかりで、気付いたらハンカチぐしゃぐしゃになってた。翼（福原遥さん）が母親を信じたい気持ちと、刑事としての冷静さの間で揺れてる姿に共感しちゃったし、蔵田（林遣都さん）の過去が明かされた瞬間は心臓が止まりそうだった。重いテーマなのに、希望もちゃんと見せてくれるのが、このドラマのすごいところ。
翼と夢乃、信じたい気持ちのはざまで
夏井翼（福原遥さん）が、安西夢乃（尾碕真花さん）に犯罪への関与疑惑が浮上したとき、刑事の勘では「怪しい」と感じるはずなのに、児相で向き合ってきた中で「信じたい」と揺れる姿が本当に切なかった。電話をかけ続けて、やっと出た夢乃が「助けて」と言った瞬間、空気が一変したのも印象的だった。信じることの難しさと、信じたい気持ちの尊さ、どっちも痛いくらい伝わってきた。
夢乃の過去と止まらない連鎖
安西夢乃（尾碕真花さん）が自分の過去を語るシーンは、心に刺さりまくった。母からネグレクトされ、高校生で家出して亮（杢代和人くん）と出会い、家族を手に入れたはずだったのに、シングルマザーとなって苦しみ、借金地獄に。ぼったくりバーで働かされることになり、知らず知らずのうちに自分も母と同じように子どもたちを傷つけてしまった…。その流れが本当に悲しくて、「どうしてこんなに連鎖してしまうの？」って思わず心の中で叫んじゃった。
蔵田の過去と「怖い」という本音
蔵田総介（林遣都さん）が夢乃に向けて「怖いですよね」と声をかけたとき、その重みが全然違ったのは、彼自身も虐待を受けて育った過去があったからだった。9歳で児相に保護され、施設を転々とし、里親に引き取られても消えない心の傷。大人になって結婚を意識したときに「自分も同じことをしてしまうんじゃないか」と恐ろしくなったって告白は、涙が溢れて止まらなかった。強さの裏にこんな思いを抱えてたなんて…。
翼と蔵田の支え合い
福原遥さん演じる翼と、林遣都さん演じる蔵田。2人が夢乃をどうにか助けたいって真剣に向き合ってる姿が尊くて仕方なかった。翼は「再出発しませんか？」と希望を差し出し、蔵田は「頼っていいんですよ」と支えを与える。そのコンビネーションに温かさを感じた。夢乃が警察に出頭したときも、2人がそばにいたからこそ、罪には問われなくても彼女にとっては救いの一歩になったんだろうなって思う。
まとめ
第7話は、虐待の連鎖とか「心の傷」という目に見えない痛みに真正面から切り込んでいて、観てる側も心が締めつけられた。でも翼（福原遥さん）や蔵田（林遣都さん）が、ただ責めるんじゃなくて支えようとする姿に救われた。夢乃（尾碕真花さん）や兄弟たちに、少しでも明るい未来が訪れてほしいって本気で願わずにいられない回だった。
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