愛の、がっこう。 第7話…父と娘の会話が衝撃的すぎた（感想）（ネタバレがあります）

愛の、がっこう。　第7話…父と娘の会話が衝撃的すぎた（感想）（ネタバレがあります）

ドラマ感想

2025.08.27

第7話はもう、家族の空気の重さに息が詰まりそうだった。愛実（木村文乃さん）と父・誠治（酒向芳さん）のやり取りがSNSで大荒れするのも納得。しかも母・早苗（筒井真理子さん）の前での会話だから余計にリアルで、聞いてるだけで胃が痛くなる感じだった。ちょっと笑える部分もあったけど、それ以上にゾワッとする場面が強烈に残った。

縁談と“ホストのようなクズ”発言

始まりから誠治（酒向芳さん）の言葉が重たすぎた。母・早苗（筒井真理子さん）に「娘を信用したら？」って言われたのに、返ってきたのは「ホストのようなクズとうつつを抜かしてる娘を信用できるのか？」ってセリフ。しかも愛実（木村文乃さん）が目の前にいる状況での直球すぎる一言。父親としての心配が裏返ってるんだろうけど、あまりの毒の強さに思わず耳をふさぎたくなった。

“週刊誌ネタになるぞ”と詰め寄る父

誠治はさらに畳みかけるように「三浦海岸に行ったのは洋二君（中島歩さん）とじゃないそうだな。お前は女子校の教師だ。クビではすまない、週刊誌ネタになるぞ」と真顔で告げる。酒向芳さんの圧がすごすぎて、娘を思ってるのかただの監視なのか境目が分からなくなった。愛実が「そんな悪いことした？」と問い返すシーンも胸に刺さる。木村文乃さんの少し震えた声が、愛実の複雑な感情をそのまま映していて切なかった。

“おむつの頃から見てる”発言の衝撃

極めつけは「パパは愛実よりも愛実のことをよく知ってる！　おむつをしているときより見てる」と堂々と言い放つ場面。成人した娘に対してのこのセリフ、デリカシーなさすぎて鳥肌レベル。愛実が「やめてよ！　おむつとか言わないで！」って声を荒げて出て行くのも当然。SNSで「キモすぎ」「怒るとこそこなん？」って言われてたのもわかる。笑っちゃいけないけど、妙にリアルで変に笑ってしまった人も多かったのかも。

積もり積もった爆発の瞬間

表面上は“おむつ”の一言に切れてるように見えるけど、実際はこれまでの父親からの決めつけや抑圧が積もり積もって、一気に爆発した感じだった。愛実の必死の「決めつけないで！」も、今まで押し殺してきた気持ちがこぼれ落ちたようで泣きそうになった。木村文乃さんが見せる涙と怒りのバランス、めちゃくちゃリアルだった。

まとめ

第7話は、父・誠治（酒向芳さん）の言葉が強烈すぎて視聴者の間で大騒ぎになった回だった。愛実（木村文乃さん）が声を荒げて出て行く瞬間、積もり積もったものが爆発するってこういうことなんだなって思った。母・早苗（筒井真理子さん）の存在も、ただ静かにそこにいるだけで重みを増してたし、洋二（中島歩さん）の名前が出るだけで波紋が広がるのも面白かった。家族ドラマとしての怖さとリアルさが同居してて、見終わった後もしばらく頭に残る回だった。