第7話は、カヲル（ラウールさん）が自分を犠牲にして愛実（木村文乃さん）を守ろうとする姿が切なすぎた。電話口で冷たく突き放す言葉の裏に隠れている本当の想いが伝わってきて、涙が止まらなかった。病室から窓の外を見つめる表情まで、全部が胸に響いた。
お別れ遠足の後に起きた悲劇
川原洋二（中島歩さん）に突き飛ばされ、階段から転落したカヲル（ラウールさん）。救急搬送され入院することになった姿は、無防備で痛々しかった。愛実（木村文乃さん）との幸せな時間の直後に訪れる事故だからこそ、余計に残酷さが際立つ。彼を思う人たちの動揺が画面から溢れていて、こちらまで心がざわついた。
刑事への嘘と竹千代（坂口涼太郎さん）への本音
捜査一課の刑事に対して「自分の不注意で落ちた」と言い張るカヲル（ラウールさん）。真実を隠してでも愛実（木村文乃さん）を守ろうとする姿勢に涙がにじんだ。その後に竹千代（坂口涼太郎さん）には素直に愛実と会っていたことを打ち明けるのが、彼の優しさと弱さを物語っていて、心が震えた。
愛実（木村文乃さん）との電話シーンの衝撃
病院に駆けつけた愛実（木村文乃さん）からの電話に、一度は出なかったカヲル（ラウールさん）。でもかけ直して放った言葉は「店なんだよね」「シャンパンタワー入れてくれたら相手してやってもいいよ」なんて冷たいものだった。本心じゃないのは明らかなのに、あえて傷つける言葉を選ぶ姿が切なすぎて、心臓がぎゅっとなった。
窓越しの“ロミジュリ”
電話のあと、病室から窓の外を見たカヲル（ラウールさん）が愛実（木村文乃さん）の姿を見つけるシーンは、まさに現代のロミオとジュリエット。互いに強い想いを抱いているのに、社会の壁や立場が2人を引き裂こうとする。その視線の交差だけで、二人がどれほど惹かれ合っているのかが痛いほど伝わった。
まとめ
第7話は、カヲル（ラウールさん）が愛実（木村文乃さん）を守るために嘘をつく姿が心を締め付けた。冷たい言葉と優しい想い、その矛盾が苦しくて切なくて、でも確かに“愛”だと思えた。窓越しの視線や涙をこらえる表情に、どうしても感情を揺さぶられる。禁断だけど純粋な恋の痛みを改めて突きつけられた回だった。
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