第117話はもう手嶌治虫（眞栄田郷敦さん）のカッコよさに全部持っていかれた。嵩（北村匠海さん）への言葉も贈り物もスケールが桁違いで、見ているこっちが動揺するレベル。のぶ（今田美桜さん）のそばで人生をもがいてきた嵩が、ここまで認められる瞬間を迎えるのが胸熱すぎて涙が出た。
「千夜一夜物語」の大ヒットと感謝の言葉
昭和44年、手嶌（眞栄田郷敦さん）が手がけた映画「千夜一夜物語」が大ヒット。そのキャラクターデザインを担当した嵩（北村匠海さん）に向けて「いくら感謝しても足りないです」と、心からの言葉を贈った。さらに「あなたのキャラクターを生み出す能力は、これまで見たどの漫画家たちよりも秀でている」と称賛。嵩の努力と才能がついに大きな舞台で認められる瞬間で、見ているだけで胸が熱くなった。
映画監督への驚きのオファー
感謝の言葉に続けて、手嶌（眞栄田郷敦さん）は「映画を作ってみませんか？」と爆弾のような提案を投げかけた。しかも「あなたが脚本を書いて、あなたが監督をする。あなたの映画です」と断言。嵩（北村匠海さん）が「いや、全然ささやかじゃないですよ」と戸惑うのも当然すぎる。製作費を全額出すなんて、普通の贈り物の次元を超えてる。太っ腹を通り越して伝説的な器の大きさを感じた。
「誰よりも僕が見たいんです」の破壊力
「誰よりも僕がやないたかし監督の作品を見たいんです」と熱望する手嶌（眞栄田郷敦さん）の一言が本当に痺れた。才能を心から信じているからこそ出てくる言葉で、相手の未来を本気で応援する気持ちがまっすぐ伝わる。嵩（北村匠海さん）の戸惑いと喜びの入り混じった表情もリアルで、この瞬間が彼の人生を大きく変える転機になるんだって強く感じた。
SNSがざわついた“ささやかなお礼”
放送後のSNSは「全然ささやかじゃない」「太っ腹すぎる」「かっこよすぎて惚れる」で大盛り上がり。手嶌（眞栄田郷敦さん）の度量の広さと本気度が、言葉の端々から溢れていて、見ている側まで勇気をもらえるような展開だった。嵩を信じて未来を託す姿勢は、まさにクリエイター同士の最高のエールだった。
まとめ
第117話は、手嶌治虫（眞栄田郷敦さん）の“ささやかなお礼”が物語の中心となり、嵩（北村匠海さん）の才能が大きく羽ばたくきっかけとなった回だった。普通なら圧に押されてしまうような提案なのに、嵩の成長と努力があったからこそ受け取れたもの。のぶ（今田美桜さん）と共に歩んできた日々が、この瞬間につながっていると思うと感慨深い。夢を信じて背中を押す手嶌の姿は、やっぱりかっこよすぎた。
（ちーず姫）
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