第10話、綿貫光(新木優子)さんと泉ルカ(久間田琳加)さんの対峙が、想像以上に心をえぐってきた。ずっと背中を預け合ってた二人が、誤解と痛みの中で敵として再会するなんて。井浦新さんのジウに操られてた泉が、綿貫を責め立てる姿は胸がしんどかったけど、最後の謝罪の涙は“和解”を超えて家族みたいな絆を感じさせた。高橋海人さんや中村倫也さんの物語を背後で支える二人の関係性に、完全に泣かされた。
浄水場での再会、怒りに飲まれた泉
単独で浄水場を捜索していた綿貫を待ち伏せしていたのは、かつての後輩・泉。久間田さんが演じる泉は、テレポーテーションの異能力で綿貫を“思い出の場所”に連れ出す。彼女の「無理やり組手させられた」「教育係があんただったせいで地獄だった」という言葉の鋭さに、観てるこっちの胸がギュッと締めつけられた。涙混じりの怒声と、倒れた綿貫への容赦ない蹴り。信頼が裏返ったときの憎しみって、こんなにも生々しいのかと震えた。
綿貫の“心を読んでみてよ”がすべてを変えた
新木さんの綿貫は、倒れたままでも気持ちを言葉にする強さがあった。「気持ちは通じてると思ってた。あなたと過ごした時間はかけがえのないもの」と伝える姿に、声がかすれても決して諦めない意志を感じた。そして「心を読んでみてよ」と泉の手を握る瞬間、画面から空気が変わるのが伝わった。泉の異能力がトリガーになって、記憶の奥に眠っていた“寄り添ってくれた日々”が一気にあふれ出す。触れた手の温度が、言葉よりも雄弁に過去を取り戻させた。
記憶の奔流と、涙の謝罪
「こんなの知らない! なんで?」と取り乱す泉の姿は、怒りと混乱の塊。でも綿貫から「ジウはその記憶が邪魔だった」と告げられた瞬間に、すべてが線でつながった。悪かったのは自分じゃなく、操作されていた事実。その気づきと同時に、久間田さんの頬を伝う涙が止まらなくて、「ごめんなさい」の声は嗚咽混じり。あの瞬間の泣き崩れは、心の奥に残っていた信頼がようやく取り戻された証だった。
綿貫と泉の絆が残した余韻
敵味方に引き裂かれても、最後に“心”を重ね合わせられた二人。その関係性は、特捜課という組織以上に尊いものだった。SNSで「和解してよかった」「ルカが特捜課に戻ってほしい」と声が溢れたのも当然。続編があるなら、この二人のタッグがまた見たいし、苦しみを超えて再び仲間として立つ姿を見届けたい。最終話にふさわしい、涙で心を洗い流すラストだった。
まとめ
最終話は、アクションや能力バトルよりも、綿貫と泉の心の再生が物語の核だった。新木優子さんのまっすぐな言葉と、久間田琳加さんの揺れ動く涙。そこに井浦新さん演じるジウの存在が絡むことで、一層ドラマが深まった。高橋海人さん、中村倫也さんのダブル主演に支えられつつも、女性キャラ二人の関係が最終話を決定的に美しいものにした。観終わった後、胸がじんわり熱くて「この続きがほしい」って自然に思った。
(みかんてぃ)
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