第11話、予想以上に心が揺さぶられた。北くん(岩瀬洋志)のお誕生日を前に浮かれていた空気が、一気に重たい過去へとつながっていく流れが切なすぎた。南(本田翼)、東子(志田未来)、西野(増子敦貴)の3人が笑顔で準備してるのに、その裏では月永心星(池田朱那)がじっと見つめていて、不穏さが募っていった。最後には北くんが姿を消してしまい、心臓が落ち着かないままエンディングを迎えた。
誕生日会準備のきらめきと不穏な影
部屋を飾りつけてワクワクしている3人の姿は、ほんとにあたたかくて尊かった。本田さんや志田さん、増子さんのやり取りは家族のようで、見ていて笑顔になる。でも同時に、北くんの元に差出人不明の手紙が届く場面が挟まれて、不安がじわっと広がる。外では心星が立っていて、彼女の存在が“誕生日会はただの幸せでは終わらない”と暗示していた。
明星が語った北くんの幼少期
スピカ(永谷咲笑)の代わりに明星(藤井美菜)がプレゼントを届けに来たシーンも印象的だった。明星が語る幼い頃の北くんは、今の大人しくて控えめな姿とはまるで別人で、やんちゃで感情をはっきり出す子どもだった。3人が驚いたように「そんな北くん、想像つかない」と呟くのも自然だった。明星の表情が曇った瞬間、ただの懐かしい話ではなく、ここから大きな秘密が語られる予感が走った。
中学時代の出来事と心星との関係
明星が語ったのは、北くんが中学生の頃に経験した悲しい出来事。そしてそれが、異母妹である心星と深くつながっていたことが明かされた。仲良しだった2人が引き離されてしまった過去。その瞬間から北くんは“自分の気持ちを選ばない”生き方をするようになったと示されるのが切なくて、見ている側も胸が詰まった。心星が今も彼に憎しみを抱いている理由も、痛みと愛情が入り混じっているように見えた。
突然の失踪と残された3人
誕生日当日、部屋を飾る3人をよそに、北くんが「買い物に行く」と言って出ていき、そのまま姿を消す展開には呆然とした。笑顔の準備からの失踪の落差があまりにも激しくて、胸が締めつけられる。解散という言葉が現実味を帯びてしまい、3人の幸せな時間が一瞬で壊れた感じがした。北くんがどんな選択をしようとしているのか、不安と期待が入り混じってしまう。
西野のやさしさが光った場面
シリアスな展開の中でも、西野が書店で見せたやさしさは癒やしだった。お客さんへの思いやりのある対応や、柔らかな表情が、彼の人柄を強く印象づけた。増子さんが演じる西野の温かさが、このドラマ全体のバランスをとってくれている気がする。ほんの短い場面なのに「この人がそばにいたら救われるな」と思わせてくれる存在感があった。
まとめ
第11話は、誕生日会という幸せな場面から、北くんの過去の重み、そして突然の失踪へと一気に流れが変わる衝撃回だった。岩瀬洋志さんの繊細な演技、本田翼さん、志田未来さん、増子敦貴さんの3人が支えるあたたかな空気、池田朱那さんの憎しみを秘めた存在感。それぞれが強く心に残った。最後まで目が離せず、来週どうなってしまうのか考えるだけで胸がざわついている。
(りりたん)
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