連続ドラマ『しあわせな結婚』最終回、倉澤Pの切り替え力がえぐすぎた(感想)(ネタバレがあります)

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最終第9話、まさかこんな笑いの余韻で終わるなんて予想外だった。原田幸太郎(阿部サダヲさん)が仕事を続けてる弁護士事務所に、あの倉澤プロデューサー(堀内敬子さん)が現れた瞬間、「おかえり展開?」って期待しちゃったんだよね。でも次のセリフで肩透かし食らった気分。切なさと笑いが交互に押し寄せて、心臓がちょっと忙しかった。

幸太郎(阿部サダヲさん)の弁護士としての新しい日常

離婚してからも幸太郎(阿部サダヲさん)は自分の弁護士事務所で静かに仕事を続けてた。大きな事件もなく、落ち着いた雰囲気の中で淡々と依頼をこなす姿、あの嵐みたいな結婚生活からは想像できないくらい穏やかだったんだよね。同僚の臼井(小松和重さん)が冗談混じりに「復帰ですか?」なんて声をかけた時、ほんの一瞬笑みをこぼした幸太郎に人間味が戻ってた。彼の肩の力が抜けて、やっと地に足がついたように見えた。

倉澤プロデューサー(堀内敬子さん)の訪問、その本音は?

「ニュースホープ」時代、幸太郎のことを全力で守ろうとしてくれた倉澤プロデューサー(堀内敬子さん)。だからこそ、突然の訪問は胸がドキッとした。幸太郎も期待半分で迎え入れたのに、彼女の視線が最初から別の人に向いてたのが切ない。にこやかな笑顔で「幸太郎さん」って呼ぶ声に嘘はないのに、次の瞬間ターゲットがすり替わる感じ、仕事人としての冷静さとしたたかさが滲んでて震えた。

今泉(金田哲さん)への熱烈スカウト

倉澤プロデューサー(堀内敬子さん)が「ぜひご出演を!」って身を乗り出す先は、まさかの今泉(金田哲さん)。あの端正なルックスに加えて“華麗なる一族”の肩書きまで、彼女のトークが熱すぎて笑っちゃった。幸太郎(阿部サダヲさん)の前で堂々と「今泉さんこそ!」って推す姿、切り替え早すぎて逆に清々しい。場違い感で固まる幸太郎の顔と、戸惑う今泉の表情がコントみたいで妙にツボだった。

臼井(小松和重さん)の一言が効いた

「いよいよ復帰ですか?」って臼井(小松和重さん)が軽口を叩いたシーン、最初は笑って見てたけど、あとから地味に効いてきた。幸太郎(阿部サダヲさん)の表情が、一瞬だけど希望と寂しさを同時に浮かべてたから。彼がもう一度スポットライトを浴びる姿を想像しちゃったんだよね。でも現実はプロデューサーの選択が別方向。皮肉なんだけど、そのギャップが妙にリアルで、胸の奥にずしんと残った。

倉澤プロデューサー(堀内敬子さん)の切り替え力にSNSもざわつく

ネット見たら「切り替え早すぎw」「倉澤P、仕事できるわ」「現実的で最高」って声が並んでた。確かに、感情よりも仕事を優先する彼女の姿は潔くて、逆に好感持てる。乗りかえとか心変わりって言葉だけで片づけられない、プロとしての在り方が詰まってた。幸太郎(阿部サダヲさん)にとっては複雑だけど、視聴者的には「これぞ倉澤P!」って納得の締め方だったかも。

まとめ

最終第9話は、幸太郎(阿部サダヲさん)の静かな日常と、倉澤プロデューサー(堀内敬子さん)の“切り替え力”が鮮やかに交差する回だった。笑いもあり、少しの寂しさもあり、妙にリアルな余韻が残る。ネルラや過去の事件の影を引きずらず、新しい未来を歩む姿を想像できるラスト。ドラマ全体が掲げてきた「愛と現実のせめぎ合い」の答えを、さらっと見せつけられた気がした。
(みかんてぃ)