連続ドラマ『しあわせな結婚』最終回、幸太郎の“粘り強い”プロポーズに鳥肌(感想)(ネタバレがあります)

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第9話のラスト、心臓持ってかれた。幸太郎(阿部サダヲさん)がネルラ(松たか子さん)に伝えた言葉、ただのプロポーズじゃなくて、生き方そのものを宣言してる感じだったんだよね。ネットで「名言」って言われてるの、ほんとわかる。画面越しに聞いてても、思わず笑いながら泣きそうになった。

15年前の真実とレオ(板垣李光人さん)の告白

最終回でついに明かされたのが、布勢(玉置玲央さん)の転落死の真実。実は当時11歳だったレオ(板垣李光人さん)が関わってたって展開、もう胸がざわざわした。あんなに繊細で儚げなレオが背負ってきた重さを思うと、見てるこっちまで息苦しくなる。でも幸太郎(阿部サダヲさん)が横に付き添って警察に向かう姿、安心感しかなかった。ドラマが掲げてきた「夫婦」とか「家族」ってテーマが、別の形で深まった気がした。

離婚と1か月後、それぞれの再スタート

ネルラ(松たか子さん)が離婚を切り出した瞬間、目の奥の静けさが逆に痛かった。幸太郎(阿部サダヲさん)がいくら抵抗しても、彼女の決意には揺らぎがなかった。その後、ネルラが絵画修復を始める姿は、自分の手で未来を直そうとするみたいで切なさと力強さが同居してた。一方で、布勢(玉置玲央さん)の絵が再評価される皮肉さ。事件は終わったのに、影はまだ残ってて、視聴者の気持ちも宙に浮いたまま進んでく感じだった。

ネルラの失踪と告白メールの衝撃

幸太郎(阿部サダヲさん)が見つけたネルラ(松たか子さん)からのメール、手紙以上にリアルで、胸にズシンと来た。布勢(玉置玲央さん)のゴースト・ペインターをしてた告白なんて、想像以上に重かった。「私が描いたから全てが狂った」って自分を責めるネルラの言葉に、彼女の孤独が全部詰まってた。失踪って行動も、逃げじゃなくて罪と向き合う苦しさの延長に見えた。幸太郎の顔がこわばるのも当然で、観てて息が止まりそうだった。

絵画の前での再会、切り裂こうとする手を止める瞬間

オークションにかけられた絵をハサミで切ろうとするネルラ(松たか子さん)、その動きに必死で腕をつかむ幸太郎(阿部サダヲさん)。もう言葉じゃない、全身で「やめて」って伝えてた。あの瞬間、時間が止まったみたいで鳥肌立った。自分の絵が発端だったと嘆くネルラに「15年前のことを今さら悔やんでも意味はない」って言葉を投げかけた幸太郎、その真っ直ぐさに涙がじんわり出た。過去じゃなく“今”を生きろって、すごく力強い。

「もう1回、結婚しよう」――幸太郎(阿部サダヲさん)の真骨頂

「もう1回、結婚しよう」って真顔で言う幸太郎(阿部サダヲさん)、まさかここで二度目のプロポーズとは思わなかった。ネルラ(松たか子さん)が「しつこいのね」って呟いた時の照れ笑いが最高にかわいかった。そして返す刀で「しつこいんじゃない。粘り強いんだ」って言い切る幸太郎。粘り強さを愛の証にするなんて、こんなに胸に刺さる言葉ある? ネットで「素敵すぎる」「名言だ」って盛り上がるのも納得だった。

まとめ

最終回は衝撃も多かったけど、最後に残ったのは「強さと優しさは一緒に存在できる」ってメッセージだった。幸太郎(阿部サダヲさん)の粘り強い愛、ネルラ(松たか子さん)の弱さも含めた誠実さ、そしてレオ(板垣李光人さん)の告白が繋がって、物語全体が綺麗に締まった。観終わったあと、なんだか胸の奥が温かくて、また誰かを信じてみようって思える余韻が残った。
(こころん)