『明日はもっと、いい日になる』第10話、親子の会話が心に沁みすぎる(感想)(ネタバレがあります)

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第10話、涙腺がもう限界だった。蔵田総介(林遣都さん)と里親の南野丞(柳葉敏郎さん)、そして妻の瞳(櫻井淳子さん)の会話があまりにも温かくて、画面越しにハンカチ探してた。血の繋がりよりも深い絆って、こういう瞬間に生まれるんだなって思わされた。

瞳(櫻井淳子さん)の想いと“夢がかなった”瞬間

かつて子宮内膜症を患っていた瞳(櫻井淳子さん)が、「総介が来てくれたときは夢がかなった気持ちだった」と語った場面、もう胸がぎゅっとした。子どもを望みながら叶わなかった時間の重さと、総介(林遣都さん)を迎えたときの喜びが一気に伝わってきた。彼女の「偏屈で頑固でもかわいくて仕方なかった」って言葉は、母の愛そのもの。笑って抱きしめた日々を振り返る声に、総介がどれだけ大切に育てられてきたかがにじみ出てた。

総介(林遣都さん)が語った感謝と後悔

「実父と縁を切った」と打ち明けた総介(林遣都さん)の言葉には、過去を整理する痛みが混じってた。彼が「相当迷惑かけたんだね」と振り返る姿は、素直になれなかった時間の長さを映してた。でも同時に、丞(柳葉敏郎さん)と瞳(櫻井淳子さん)への感謝をきちんと伝えられたのが印象的だった。照れや後悔を越えて「親になってくれてありがとう」と言える彼の成長に、見てるこっちも救われた気持ちになった。

丞(柳葉敏郎さん)の一言がすべてを包む

じっと総介(林遣都さん)の言葉を聞いていた丞(柳葉敏郎さん)が、最後に「迷惑なんて思ったことはない。お前が俺たちを親にしてくれた」って笑顔で言った瞬間、空気が一変した。血じゃなくて経験や時間が親子をつくるんだっていう真理みたいなセリフ。総介が自分を責めていた気持ちを一瞬でほぐす、愛情の重みがそこにあった。視聴者がSNSで「最高の言葉」って絶賛してたのも納得。心に残る名場面だった。

視聴者の声と“親子の形”

SNSでは「いい里親さんに巡り会えて良かった」「ジョーさん夫婦最高」って温かい声があふれてた。特に「お前が親にしてくれた」ってセリフは多くの人の胸に響いたみたい。育てる側だけじゃなく、子ども自身が親を育てる存在でもあるんだって気づかせてくれるセリフ。画面を通じて、親子の関係って血のつながりだけじゃないって改めて思わされた。第10話はドラマ全体のテーマをぎゅっと凝縮した回だった気がする。

まとめ

第10話は、総介(林遣都さん)が背負ってきた後悔と、南野夫婦(柳葉敏郎さん・櫻井淳子さん)の深い愛情が交差して、涙なしには見られない時間だった。血のつながりを越えて「親子になった」って言葉がこんなに響くなんて思わなかった。観終わったあと、心の奥がじんわり温かくなって、まさにタイトル通り「明日はもっと、いい日になる」って信じたくなった。
(みかんてぃ)