愛の、がっこう。 第10話、父の本心が見えた夜(感想)(ネタバレがあります)

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第10話は、愛実(木村文乃さん)とカヲル(ラウールさん)がようやく再会して、少しだけ穏やかな時間を過ごす回だったはずなのに、父・誠治(酒向芳さん)の登場で一気に空気が変わった。けれどラストに見えたのは、ただの反対ではなく“父の愛”そのもの。視聴後に涙が止まらなくなるような余韻が残った。

新居で過ごすひととき

久々に再会した愛実(木村文乃さん)とカヲル(ラウールさん)。カップ麺を食べて笑い合う場面は、本当にささやかなのに幸せが詰まっていた。眠ってしまったカヲルの寝顔を見つめる愛実の決意も胸を打つ。すれ違いばかりだった2人が、ようやく心の距離を縮められた時間だったのに、そこに待ち受けていたのは大きな試練だった。

愛実の決意と代償

早朝、帰ろうとするカヲルを呼び止め、「ここで一緒に暮らさない?」とまっすぐ伝える愛実。その強さに戸惑いながらも、カヲルの心は揺れていた。学校で教頭の植野(今藤洋子さん)に正直に交際を打ち明ける愛実の姿は、教師としての責任と恋人への誠実さが重なり合う瞬間だった。でも返ってきたのは「退職してほしい」という厳しい現実。愛のために失うものの大きさが、重くのしかかっていた。

父・誠治の厳しい一喝

新居に現れた誠治(酒向芳さん)は、カヲル(ラウールさん)に「楽な道を選んだ人間だ」「汚い手で触るな」と容赦なく言葉をぶつけた。罵倒にしか聞こえないその声の奥に、娘を守ろうとする必死さがにじんでいた。そして続けたのは「専門学校に入って一生食っていける仕事を見つけろ」という現実的な提案。罵倒と見せかけて、実はカヲルを試すような、父親なりの愛情が潜んでいたのだと感じられた。

視聴者の涙と期待

放送直後、SNSには「父の愛に泣いた」「嫌いだったのに好きになった」と感動の声があふれた。厳しい言葉に隠された温かさに気づいた人が多かったのだろう。そして同時に、来週の最終回に向けて「お願いだから幸せになって」「一緒に生きてほしい」という願いも広がっていた。誠治が見せた変化は、きっと最終回への大きな布石になるに違いない。

まとめ

第10話は、愛実とカヲルの愛が父の厳しさに試される回だった。でも最後に見せた誠治の言葉は、ただの反対ではなく“父親の愛”そのもの。涙なしでは見られない夜だった。次回、彼らがどんな未来を掴むのか、期待と不安で胸がいっぱいになる。
(りりたん)


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