愛の、がっこう。第10話、母の“最後”って何?胸ざわつきすぎ(感想)(ネタバレがあります)

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第10話、カヲル(ラウールさん)が「もう二度と連絡してこないで」ってスパッと切った瞬間、呼吸浅くなった。
香坂奈央(りょうさん)は「母親なのよ!」って張り上げるし、心も胃もギュッ。
家族の温度差、画面越しでもビリビリ伝わってきて、つらいのに目をそらせないやつ。

第10話のざっくり空気:刺さる「最後」の一言

香坂奈央(りょうさん)は、夫の香坂充(木原勝利さん)から「金が底つく前に300万」って無理ミッションを押しつけられて、カヲル(ラウールさん)の部屋へ。
言葉選びは軽いのに、空気はずっしり重い。
母と息子の距離が、会話のたびにミシミシ軋むのがしんどい。
しかも物語全体は小川愛実(木村文乃さん)の世界線で動いてるから、この家族の歪みが恋の物語にも影を落としてきそうで、胸の奥がそわそわ止まらない。

香坂奈央(りょうさん)が切り出す“お金”のにおい

訪ねて早々、「次の仕事決まったー? 蓄えあるでしょ?」って、さらっと財布の話を挟む奈央(りょうさん)。
言い方は柔らかいのに、芯はガッチガチに「300万」。
カヲル(ラウールさん)が暮らす部屋の静けさと、財布のチャックが開く音だけ想像で鳴ってる感じ。
親子の会話なのに、交渉テーブルみたいで寂しい。
ここで香坂充(木原勝利さん)の影がずっと背後に立ってるの、見てる側にも伝染して胃がキリキリする。

カヲル(ラウールさん)の決意と、母のズレ

「金は渡さない。ホスト上がるし」とカヲル(ラウールさん)。
言い切り方が綺麗すぎて、逆に泣けた。
奈央(りょうさん)は「もったいないでしょ、あんたの容姿なら」って食い下がるけど、そこで見えてくる価値観の断層が深い。
表向きは心配っぽい言葉でも、息子の決意を“稼げる器かどうか”で換算しちゃうズレが、音もなく突き刺さる。
母の愛か、依存か、その境目がふっと消える瞬間だった。

「父親って誰?」に固まる香坂奈央(りょうさん)

カヲル(ラウールさん)が「俺の父親って誰?」と静かに投げたボール、奈央(りょうさん)はキャッチせず目を逸らすだけ。
重い沈黙のあと、「もう最後だから聞いとこうかな」って言葉が置かれて、空気が一段冷たくなる。
そこからの「もう会わない」「連絡しないで」は、決別っていうより再出発の儀式みたいで、胸の奥がズクッ。
返す刀で「母親なのよ!」と声を上げる奈央の必死さが、余計に届かない距離を照らしてしまうのがつらい。

ドアの外で弾けた本音と、SNSのざわめき

部屋を出た奈央(りょうさん)、近くのゴミ箱をドン。
小さな破裂音みたいに感情が散ったあと、「人の気も知らないで。ふざけんな!」って頭抱える姿が苦い。
視聴者のタイムラインも荒れたよね。
「毒親っぽく感じた」「“母親なのよ”の圧が怖い」「優しいときもあるからこそ余計キツい」…って温度高めの反応が並んで、みんな同じところで心を擦ったんだなって実感。
怒りと悲しみが混ざる顔、あれ、忘れられない。

主人公・小川愛実(木村文乃さん)にまで伝わる余波

恋と学びを背負う小川愛実(木村文乃さん)の物語に、今回の親子の断絶が静かに影を落とすの、めちゃ象徴的。
カヲル(ラウールさん)が“変わる”って宣言したのは、愛実の差し出す言葉の教室が居場所になってきたからこそ、なんだと思う。
家庭で欠けた安心を、愛実のそばで埋め直していく過程が、今日の一言に凝縮されてた感じ。
香坂充(木原勝利さん)をめぐる重さもまだ残ってて、次の一歩がこわいくらいリアル。

まとめ

親子って、縁でつながってるだけじゃ支え合えないんだなって痛感。
カヲル(ラウールさん)の「もう連絡しないで」は、逃げじゃなくて自分を守る線引き。
奈央(りょうさん)の叫びは本気だからこそ空回りして、見てるこっちも胸がヒリヒリ。
愛実(木村文乃さん)の差し出す“言葉”が、次にどこまで届くのか、静かに祈りたくなる回だった。
(みかんてぃ)

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