『雨上がりの僕らについて』最終話、喫茶店での“結婚式”が尊すぎた(感想)(ネタバレがあります)

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奏(池田匡志)と真城(堀夏喜)が並んで立った最終話。
ネガティブな心に光が差すみたいに、穏やかであたたかい結末だった。
喫茶店で始まった物語が、同じ場所で誓いの言葉にたどり着くの、反則級にエモい。
池田さんと堀さんの笑顔が重なった瞬間、胸の奥までじんわりして涙が止まらなかった。

奏(池田匡志)の“不安”と真城(堀夏喜)の答え

同級生の結婚式を前に、未来への心許なさを吐き出した奏。
「もう恋はしない」って決めてきた過去を持つ彼にとって、真城のまっすぐな好意は眩しすぎた。
それでも「不安」と口にできたこと自体が大きな一歩。
その気持ちを受け止めて「じゃあ、俺たちも約束しよう」と考えつく真城の柔らかい強さ。
堀夏喜さんの優しい声が、奏の心を少しずつ解いていくのが伝わった。

喫茶店で始まるふたりだけの結婚式

礼服に着替えた真城が「今からここで俺たちの結婚式、挙げようと思って」と告げた瞬間、空気が震えた。
「結婚式!?」と驚く奏に、「もちろん正式じゃないけど、隣にいる約束はできる」と笑う真城。
高校時代のすれ違いも、6年の時間も、この瞬間で溶けていった。
マスター(高杉亘)が「僭越ながら」と誓いの言葉を読み上げる場面は、本物の式以上に尊かった。
誓いの「誓います」を言う奏の瞳が潤んでいて、涙腺崩壊。

誓いの言葉と“おめでとう”

「奏振一郎さん、あなたはここにいる真城洸輔を…愛することを誓いますか?」
マスターの言葉に、一瞬の迷いもなく「誓います」と答える奏。
その後の真城の「俺も誓います」が続いて、もう完全に心臓が持たなかった。
「うん、おめでとう」と祝福するマスターの声が優しすぎて、喫茶店が小さな聖堂に見えた。
視線を交わすふたりの笑顔に、過去の苦さはどこにもなかった。

藍沢すみれ(渡邉美穂)や金森彩(山田真歩)が映した日常

奏に告白して、断られながらも寄り添ってきたすみれ(渡邉美穂)。
そして良き相談相手の先輩・彩(山田真歩)。
2人の存在があったからこそ、奏は“普通”の社会の中で自分の心と向き合えた。
恋の相手ではないけど、確実に背中を押してくれた存在。
奏と真城の愛が現実的に感じられるのは、彼女たちが描いた周囲のあたたかさのおかげだと思う。

母・美都子(霧島れいか)との距離感

真城の母・美都子(霧島れいか)の眼差しも忘れられない。
彼女の存在は、真城の真っ直ぐさを支えてきた根っこに見えた。
大きな声で応援するわけじゃなくても、彼の芯の強さにちゃんと繋がってる。
最終話では登場シーンは少なかったけど、その安心感が影のように漂っていた。
家族との距離が自然に描かれていて、物語に現実の厚みを与えていた。

まとめ

奏と真城が“誓い”を交わすまでの道のり。
6年のすれ違いを超えて、喫茶店という日常の中で未来を誓い合えたのが、このドラマらしい温度感だった。
結婚式は特別な場所じゃなくてもいい、誓いの言葉が本物なら十分。
ラストの「おめでとう」で物語を締めたのが、優しすぎて涙が乾かなかった。
胸にぽかぽか残る最終話、幸せの余韻がまだ続いてる。
(ほのりん)

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