最終話、川原洋二(中島歩さん)が空港行きのバスに乗る前に愛実(木村文乃さん)へ電話をかけるシーン。
たった数分なのに、彼のキャラが丸ごと詰まっていて、SNSが川原ロスで大荒れ。
最初は嫌な上司枠だったのに、気づけば「川原なにがし」って呼びたくなるくらい愛されキャラになっていた。
NYに発つ彼の背中を見て、胸の奥にじんと熱が残った最終回だった。
愛実(木村文乃さん)への最後の電話が切なすぎる
「挨拶はしておきたいなと思って」と、川原(中島歩さん)が愛実(木村文乃さん)に電話をかける。
ニューヨーク支店への転勤を告げ、「今後の昇進には悪くないコースだから」と言い切る声は強気だけど、どこか寂しげ。
そんな彼に「もし自分が自分じゃなくなるって思ったら、そのときは無理しないで」と返す愛実。
その一言が彼の心にちゃんと届いてるのが表情からも伝わって、電話越しなのに空気が温かくなる瞬間だった。
自分に言い聞かせる「頑張れ頑張れ」が沁みた
電話を切ったあと、スマホに残した愛実の連絡先を消せずに画面を見つめる川原(中島歩さん)。
「頑張れ頑張れ、川原。頑張れ頑張れ、洋二」と自分を鼓舞する姿は、不器用で人間臭くて胸を打つ。
そこに居合わせたバス待ちの人々まで声を重ねて応援する流れは、現実にはあり得ない演出なのに妙にしっくりきた。
ラストにして彼の魅力が爆発したシーンで、見ている側も自然に声を重ねたくなった。
「嫌なやつ」から「憎めない人」への転身
序盤はただの嫌味キャラだった川原(中島歩さん)。
けれど物語が進むにつれ、不器用さの奥にある真っ直ぐさや仕事への誠実さが浮き彫りになり、いつの間にか愛されキャラに。
SNSでも「最初は嫌だったのに後半から好きになった」という声が多発していた。
嫌われ枠からここまで逆転するって、キャラクターの描き方と演技の説得力の賜物だと思う。
まさにMVP級の存在感だった。
NYに旅立つ背中と、スピンオフを望む声
「川原ロス」という言葉がトレンド化するほど、彼の退場は多くの視聴者を寂しがらせた。
「NY編見たい」「川原なにがしの日常をスピンオフで」といった声が飛び交うのも納得。
最終話で去るのに、逆にここから物語が始まりそうな余韻を残したのがすごい。
登場シーンが終わっても、まだどこかで彼が奮闘している気がしてならなかった。
まとめ
最終話での川原(中島歩さん)の退場は、物語の一幕なのにドラマ全体を持っていったレベルのインパクト。
愛実(木村文乃さん)との電話、ひとりでの「頑張れ頑張れ」、そしてNYへ旅立つ背中。
すべてが不器用で人間味があって、視聴者を強く惹きつけた。
終わった瞬間に「ロス」を生み出すキャラってそうそういない。
スピンオフを望む声が出るのも当然で、最後まで川原は愛される存在だった。
(みかんてぃ)
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