「第11話」、教室の空気もSNSのタイムラインもピリついてるのに、ラストで心がふわっと軽くなる感じ。
健治(磯村勇斗さん)がらしさ全開で攻めるし、珠々(堀田真由さん)は相変わらず可憐で強い。
尾碕(稲垣吾郎さん)の圧や、山田(平岩紙さん)の踏ん張りも効いてて、胸の奥がじんわり温まる回だったの。
最終回なのに、変にキラキラさせず、ちゃんと“人”の等身大。
そこが好き。
白鳥健治の“推し台詞”、静かに刺さる
「僕らが出会ってから、もう地球は太陽の周りをぐるりと1周以上回りました」——健治(磯村勇斗さん)のこの一言、声の熱量は控えめなのに、意味が深くてじわっと来た。
時間の重さじゃなくて、“一緒に過ごした軌跡”をちゃんと測ってるのが健治らしい。
で、その直後にサラッと「結婚しましょう」。
置き手紙みたいなプロポーズ、ズルい。
拍子抜け→胸キュン→ちょい笑い、って感情が小刻みに波打つの、まさに白鳥健治という人の呼吸って感じ。
磯村勇斗さんの柔らかいトーンも、台詞の温度にぴったりだった。
天文台での再会、珠々のリアクションが反則級
天文台で再会した珠々(堀田真由さん)、嬉しさがふっと零れてからの“固まる→コテッと倒れちゃう”流れ、可愛いだけじゃなくて、関係の純度が見える。
たしかに「まだ1回しかデートしてないのに…」って戸惑うの、めっちゃ等身大。
でも、だからこそ「でも、どう考えても、あなたのそばにいることが僕の“幸い”だから…」が響く。
言葉に勢いを乗せすぎないのが逆に説得力。
堀田真由さんの目線の揺れ、まつげの震え、そこに全部の“答え”が滲んでた。
屋上の空気、尾碕の圧と健治の反撃
尾碕(稲垣吾郎さん)に屋上へ呼ばれるくだり、風の音まで冷たく感じた。
理事長としての正論を前に、いつもの健治なら一歩引きそうなのに、今回は違う。
「不利益をもたらすつもりはない」って真正面から返す強さ。
稲垣吾郎さんのにじむ威圧感と、そこに割って入る静かな意志のぶつかり合いが見応えあった。
対立を“勝ち負け”で描かず、価値観の押し引きとして見せるから、会話だけでドキュンと来る。
二人の間に漂う“学校を良くしたい”の軸が、最後の和解の芽にもつながってて気持ちいい。
山田の一歩、労働審判を選ぶ勇気
生活指導と演劇部顧問を外された山田(平岩紙さん)が、裁判じゃなくて“話し合いの場”である労働審判に踏み出すのが、このドラマらしい選択。
健治(磯村勇斗さん)が弁護人になる宣言は、ヒーロー行為じゃなくて“隣に立つ”ってことなんだよね。
で、在校生も卒業生も教職員も巻き込んで、意見が交差する場ができる。
争いのリングじゃなくて、声を置いていけるテーブル。
平岩紙さんのまっすぐな視線が、そのテーブルの真ん中に灯りをつけたみたいで、観てる側も自然と背筋が伸びた。
“突然プロポーズ”は笑って泣ける
SNSでは「不意打ちすぎたw」「声出して笑っちゃったwww」「それは早いぞwww」ってツッコミの嵐。
でも同時に「ほっこりジワっと泣いた…」「最終回まで尊すぎた…」「幸せになって!!」って声もいっぱい。
だって、笑いながら胸の奥が熱くなるやつ。
健治(磯村勇斗さん)の照れ笑いと、珠々(堀田真由さん)の“間”の取り方が絶妙だから、SNSの短い言葉にまで余韻が宿る。
笑いで油断させてから、ふっと涙線をつついてくる編集もセンス良かった。
まとめ
最終回(第11話)は、恋も仕事も“正しさ”じゃなくて“幸い”を選ぶ物語だった。
大声で叫ばないのに、心の芯に届くのって、こういう温度だよね。
健治(磯村勇斗さん)と珠々(堀田真由さん)の未来が具体的に描かれ過ぎないのも、余白として優勝。
尾碕(稲垣吾郎さん)や山田(平岩紙さん)までちゃんと一歩進めたの、偉い。
エンドロール後もしばらく、胸の中で星がまたたいてた。
(こころん)
【しあわせな結婚 DVD】を楽天ブックスでチェック
【しあわせな結婚 DVD】をAmazonでチェック
【ちはやふる−めぐり− DVD】を楽天ブックスでチェック
【ちはやふる−めぐり− DVD】をAmazonでチェック
【40までにしたい10のこと DVD】を楽天ブックスでチェック
【40までにしたい10のこと DVD】をAmazonでチェック
【僕達はまだその星の校則を知らない DVD】を楽天ブックスでチェック
【僕達はまだその星の校則を知らない DVD】をAmazonでチェック