第10話は、ただの家族の口論じゃ済まされない熱量。
愛実(木村文乃さん)を守りたい一心で、母の早苗(筒井真理子さん)が声を張る場面は、観てるこっちまで心臓がバクバクした。
カヲル(ラウールさん)の不合格が火種になったけど、そこから家庭の空気が一気に崩れ落ちていくの。
誠治(酒向芳さん)の冷笑が刺さるたびに、早苗の表情が強くなっていくのがリアルで、何度も息をのんだ。
愛実を守る母の本気
早苗(筒井真理子さん)が「娘を応援できない人とこれ以上一緒にいられません」と言い放つシーン。
静かなトーンで始まったのに、だんだん声が熱を帯びていくのが圧倒的。
誠治(酒向芳さん)が「俺が愛実のためにどれだけ頑張ってきたか」と強がっても、「あなたは! 愛実に甘えてただけです」と真っ直ぐ返す。
その瞬間、家の空気がガラッと変わったのが伝わる。
“母は子を守るために立つ”っていう一点突破の強さが、ドラマの芯を撃ち抜いてた。
エプロンと鉢植え、怒りの象徴
エプロンを外して誠治に投げつける早苗(筒井真理子さん)。
その行動だけで20年分の我慢が崩れ落ちた感じがした。
さらにキッチンの植物を鉢ごと抜いて投げ飛ばす勢いは、抑えてきた怒りの塊そのもの。
優しい母のイメージが一瞬で“戦う女”に変わる迫力は、鳥肌モノだった。
小道具の使い方で感情を爆発させる演出がめちゃくちゃ効いてたし、筒井真理子さんの鬼気迫る表情が映像を焼き付けてた。
誠治の冷笑、胸糞レベルMAX
誠治(酒向芳さん)の「さすがホストだな」とか「ずいぶんと望みが低いんだな」とか、全部トゲしかない。
“父”って立場を盾に、愛実(木村文乃さん)の大事な存在を軽くあしらうのが不快すぎて、観てるだけで胃が痛くなるレベル。
でも、その最低さがあったからこそ、早苗の「別れてください」の一言が輝いたのも事実。
酒向芳さんの冷酷な目線と薄ら笑いが、ここまでの怒りを溜めさせる燃料になってた。
カヲルの存在が鍵
専門学校を目指すカヲル(ラウールさん)の挑戦がなかったら、この家族はまだ動かなかったかもしれない。
不合格って結果は苦いけど、それが早苗(筒井真理子さん)に決断させた。
「彼なりに誠意を見せようって頑張っていたのよ」ってかばう言葉に、母としての優しさと人を見る目が詰まってた。
カヲルが“希望の種”でありながら、“家族の爆弾”にもなったの、物語として皮肉で切ない。
ラウールさんの不器用だけど真剣な佇まいが、物語にリアルさを足してた。
まとめ
最終回(第10話)は、母の怒りと決意が全てを動かす回だった。
SNSでも「愛実ママ最高!」「エプロン投げスカッとした!」って声が多くて、あのシーンがみんなの心に刺さったのが分かる。
エプロンや鉢植えに込められた20年分の我慢、そこに重なる「別れてください」の破壊力。
愛実(木村文乃さん)、早苗(筒井真理子さん)、カヲル(ラウールさん)、誠治(酒向芳さん)。
それぞれの立場が衝突しながらも、最後には“もう耐えない”という選択を見せてくれた。
観終わったあと、胸の奥で何度もリフレインする言葉はやっぱり「別れてください」だった。
(ゆめのん)
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