第4話、最後の数分で空気が一変した。
絶望の中にいるヘブン(トミー・バストウさん)と、布団で眠るトキ(高石あかりさん/福地美晴さん)が交互に映される映像。
その上に「2人が出会うまで5612日」とカウントダウンが表示された瞬間、背筋がぞわっとした。
朝ドラでこんな仕掛けを入れてくるなんて、完全に心をつかまれた。
トキ(福地美晴さん)が父を見つけた朝
10日も行方がわからなかった父・司之介(岡部たかしさん)。
登校途中にその姿を見つけたトキ(福地美晴さん)は必死に追いかけ、涙で「家に帰ろう」と訴えた。
司之介が抱えていたのは“うさぎ相場”の破綻。
一時の商売に夢をかけた結果、借金だけが残り、家族を養う金も尽きた。
小学校教師を夢見るトキの学費さえも消え、松野家の暮らしはさらに苦しくなる。
幼いトキが泣きながら説得する姿に、胸が締め付けられた。
アメリカで絶望するヘブン(トミー・バストウさん)
同じ時代、遠く離れたシンシナティ。
新聞記者の職を失ったヘブン(トミー・バストウさん)は、餓死寸前の暮らしを送っていた。
「金、パン、家族、私には何ひとつ縁のない人生だった」
遺書に綴られた言葉の重みと、静かに拳銃を構える姿に息を呑む。
しかし銃には弾がなく、死ぬことすら許されない。
薄暗い部屋で孤独に崩れ落ちる姿が、トキの必死さとは対照的に描かれた。
2人のシーンが交互に映し出された意味
日本の松江で眠るトキ(高石あかりさん/福地美晴さん)。
アメリカで絶望するヘブン(トミー・バストウさん)。
場所も状況もまるで違うのに、同じ時代を生きる2人の映像が交互に差し込まれる。
そこで現れた「2人が出会うまで5612日」という文字。
ただの演出ではなく、“いつか交わる運命”を提示する力強さがあった。
日数を計算して「あと15年か」と驚く声も多く、長い道のりへの期待と切なさが重なった。
SNSに広がった驚きと感嘆
「朝ドラでカウントダウン演出は斬新すぎる」「ロマンティック」といった驚きの声が続出。
「あと15年もあるんだ」「年齢差を意識してしまった」と冷静に計算する視聴者もいた。
「減っていくドキドキ感がある」と、未来へのワクワクと不安を同時に刺激される演出だった。
物語の主役が出会うまでの残り日数を視聴者と一緒に数えるという構成は、確実に記憶に残る仕掛けだった。
まとめ
第4話は、トキ(高石あかりさん/福地美晴さん)の涙と、ヘブン(トミー・バストウさん)の絶望が並べられたことで、物語の深みが一気に増した。
最後の「5612日」という数字が示すのは、ただの距離ではなく、未来への布石。
長い時間を経て出会う2人が、どんな物語を紡ぐのか想像するだけで胸が熱くなる。
朝ドラの常識をちょっと越えてきた第4話だった。
(ちーず姫)
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