第6話、朝から感情がジェットコースター。
雨清水三之丞(板垣李光人さん)が登場した瞬間、空気がふっと柔らかくなった。
トキ(高石あかりさん)たちの明るい会話の中に、ひとりだけちょっと距離を取って笑う感じ。
静かで控えめなのに、目が全部を語ってる。
板垣さんの“間のとり方”が絶妙すぎて、初登場なのに物語にスッと馴染むのすごい。
恋占いの結果で揺れるトキ(高石あかりさん)の気持ち
チヨ(倉沢杏菜さん)とせん(安達木乃さん)と一緒に縁結びの神社に行って、1人だけ“縁遠い”結果を引いてしまうトキ。
あの瞬間の笑顔が切なかった。
無理して明るくしてるのが、声のトーンでわかる。
でも落ち込むトキを、家族がちゃんと気にかけてくれるのが温かくて、司之介(岡部たかしさん)とフミ(池脇千鶴さん)のやり取りも優しかった。
“見守る家族”の空気感が丁寧で、朝から胸がじんわりした。
三之丞(板垣李光人さん)の登場で一気に場が華やぐ
工場でせんの結婚話を聞いて盛り上がる場面、三之丞の笑顔がまぶしい。
「怖くてできない」って言いながら恋占いを見てドキドキしてる話が可愛すぎて、チヨたちが「乙女!」って笑うのも納得。
この“空気を柔らかくする存在”なのに、どこか影もあるのが三之丞らしい。
板垣さんの演じ方が、明るさと儚さのちょうど中間で、見てるこっちも胸が締めつけられる。
「朝から癒された」「笑顔が爽やか」って声が多かったけど、あの裏にある孤独もちゃんと感じ取れるのがすごい。
兄・氏松(安田啓人さん)と父・傳(堤真一さん)の登場で見える家の重さ
氏松が「ここはお前の来る場所じゃない」と言うところ、言葉よりも冷たい温度が伝わった。
三之丞が少し俯いて、それでも従う姿が痛い。
傳(堤真一さん)が現れた瞬間、空気が変わる。
三之丞が父の視線を避けるように立つ姿、あれだけでどれだけ緊張してるか伝わる。
「笑顔が怖いのう」と傳が言うシーンも、優しそうでいて、どこかゾッとする。
この家族の関係、ただの親子じゃ済まなそうで、次の展開が怖いくらい気になる。
トキ(高石あかりさん)と三之丞(板垣李光人さん)の距離感が繊細
まだ直接深く関わってないのに、同じ場面にいるだけで物語の空気が変わる。
トキの焦りと三之丞の無邪気さが対照的で、でもどちらも「生きづらさ」を持ってる感じがリンクしてた。
工場での会話中、三之丞がトキを見つめる一瞬の目線が印象的。
そこに“理解されたい”ような、“届かなくていい”ような複雑さがある。
板垣さんの演技の静けさが、この朝ドラにぴったりハマってる。
まとめ
第6話で一気に物語の層が深くなった。
三之丞の登場で、“笑顔の裏にある影”がじわっと滲んで、今後の展開を予感させる。
トキの恋と家族の物語に、雨清水家というもう一つの世界が重なって、温度差が切ない。
朝ドラなのに、こんなに“静かな痛み”を描くのがうまい。
これから三之丞がどう動くのか、見届けずにはいられない。
(ちーず姫)
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