南愛衣(鈴木愛理さん)が“推し”に追い詰められるだけの30秒で、世界がひっくり返った。
八木勇征さん演じる氷室旬(=高代旬)が壁際で覆いかぶさるあのシーン、心拍数上がりすぎて寝不足確定。
「かべ!!!!ちっか!」の文字がTLに並んでたの、もはや事件。
恋愛ドラマっていうより、心臓直撃の推し体験。
“推しが上司になる”って、こんな破壊力ある設定だったっけ?
推し活OL・愛衣(鈴木愛理さん)、人生がジェット変化
社長秘書として働きながら、年下俳優・氷室旬(八木勇征さん)を推してる愛衣。
仕事も推しも完璧に両立してる姿が、推し活勢には刺さりすぎた。
でも幸せの最中、社長(加藤茶さん)が倒れて状況が一変。
さらに、推しが舞台を降板するってニュースが飛び込んでくる。
SNSで叫ぶより早く絶望してる愛衣の表情、リアルで切ない。
その落差が、後半の“壁ドン事件”をより爆発的にした気がする。
“フードの不審者”が推し本人だった衝撃
病院の廊下で現れたフード姿の不審者。
追いかける愛衣のテンション、完全に推し探偵。
捕まえて顔を見た瞬間の「……え、氷室旬?」の空気、時間止まった。
旬が愛衣の手を掴んで壁際に追い込む流れ、息止まるくらい自然。
ファンから隠れるために覆いかぶさる構図が、まさに少女マンガの現実化。
「不審者じゃないから…」って囁く声のトーン、低くてやさしくて罪。
一瞬の距離ゼロが永遠に感じた。
八木勇征さんの“距離感演技”がずるすぎた
旬(八木勇征さん)の演技、ただの王子系じゃない。
表情の中に“芸能人としての疲れ”と“素の不器用さ”が同居してて深い。
壁際での目線の動かし方、呼吸の間、すべてがリアル。
あれは計算じゃなくて感覚でやってるタイプ。
推しが現実に降臨した瞬間の“重さ”がちゃんとあった。
SNSで「きゅん通り越して気絶した」「近すぎてスマホ落とした」って声が多かったの、納得しかない。
秘書室のキャラも強すぎて目が離せない
原かなえ(かなでさん)のツッコミテンポ最高。
濱津隆之さん演じる専務・二階堂の地味な焦りも味わい深い。
社長・高代(加藤茶さん)のチャーミングな存在感が、作品の空気を軽くしてくれる。
ゆりやんレトリィバァさんのエンタメ担当キャラも安定の爆発力。
脇役までキャラが立ってるから、恋愛ドラマとしても職場ドラマとしてもテンポが良い。
アパレル商社という華やかさの裏に、推し活OLたちのリアルが詰まってる。
“推しが社長就任”という怒涛のラスト
ラスト5分、完全に息を呑んだ。
旬が高代社長の孫で、新社長に就任――って、そんなことある?
推しが上司になるどころか、推しがトップ。
愛衣の「え……社長!?」の表情、100点。
これ、恋愛どころか人としての尊厳が試される展開。
“壁際”どころか、社会的に詰んだ構図が最高すぎる。
次回、どんな顔して出勤するのか、想像しただけでドキドキ。
まとめ
第1話は、“推しと現実の距離”を物理的にも心理的にも詰める神回だった。
鈴木愛理さんのキュートさと、八木勇征さんの圧倒的存在感が完璧に噛み合ってた。
恋愛ドラマというより、“推し活民の夢と恐怖が交錯するシミュレーション”。
笑えて、照れて、心臓が疲れる30分。
タイトル通り“フルスロットル”なスタートだった。
(あやぴょん)