『良いこと悪いこと』第1話、冒頭1分で心臓つかまれる展開(感想)(ネタバレがあります)

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第1話、始まってすぐに「え、待って…」って声が出た。
静かな夜のはずが、鼻歌から一転して転落シーン。
高木将(間宮祥太朗さん)や猿橋園子(新木優子さん)たちがまだ再会すらしていない段階で、空気が一瞬で凍る。
タイトルに“良いこと悪いこと”ってあるけど、最初から“悪いこと”が強烈すぎた。
土曜9時のこのテンポ、ちょっと反則レベルの衝撃だった。

冒頭1分の衝撃、武田(水川かたまりさん)の落下シーン

始まってたったの1分。
鼻歌交じりで歩く武田敏生(水川かたまりさん)の後ろに、何かの影。
次の瞬間、ガシッと掴まれて落下。
駐輪場の屋根に叩きつけられる音が、やけに現実的で心臓が止まる。
動かない体、流れる血。
この静けさの中の暴力、逆に怖い。
SNSでも「開始早々これ!?」「もう退場!?」「やばい展開すぎ」ってざわついてたけど、そりゃそうなる。
まさか1話の導入でここまでくるとは誰も予想してなかったはず。

22年ぶりの再会、タイムカプセルに潜む不気味なメッセージ

東京郊外の母校に集まった元6年1組の仲間たち。
高木将(間宮祥太朗さん)は塗装会社の社長で、妻・加奈(徳永えりさん)と娘・花音(宮崎莉里沙ちゃん)に囲まれた穏やかな日常。
でも、掘り出したタイムカプセルの中身がすべてを変えた。
夢の絵やアルバムにまぎれて、6人の顔写真が黒く塗りつぶされてる。
高木の顔もその中にあって、空気が一瞬で凍る。
「誰が、なんのために?」というざわめきの裏で、高木だけが何かを知っている表情。
22年前の罪の気配が、笑顔の下に見え隠れしていてゾクッとした。

高木(間宮祥太朗さん)と園子(新木優子さん)の再会が放つ緊張感

同窓会で久々に再会する高木と猿橋園子(新木優子さん)。
かつて“キング”と呼ばれていた彼と、“いじめられっ子”だった彼女。
2人の目が合った瞬間、懐かしさじゃなくて、張り詰めた空気が流れた。
園子は今や人気記者。堂々とした笑顔の裏に、鋭い静けさがある。
「覚えてますか?」と声をかける男子たちに、園子が見せる微妙な笑み。
その奥にあるのは、許しなのか、計画なのか。
再会の場なのに、まるで“儀式”みたいに重かった。

黒く塗られた6人の共通点、そして“過去”の影

アルバムで塗りつぶされた6人──高木、武田(土川かたまりさん)、幹太(工藤阿須加さん)、ゆき(剛力彩芽さん)、賢吾(稲葉友さん)、そして紗季(藤間爽子さん)。
一見バラバラなのに、実は22年前の“ある出来事”でつながっていた。
それが猿橋園子(新木優子さん)へのいじめだった。
この事実が分かった瞬間、ただの同窓会ドラマじゃないことがはっきりした。
「懐かしさ」って言葉が一気に毒を持つ。
画面全体に漂う“後悔の空気”、全員が笑ってるのに目が笑ってない感じが怖い。

家庭パートの温度差、日常の裏にあるひび

高木の家のシーンで一気に現実に戻される。
妻・加奈(徳永えりさん)の穏やかさ、娘・花音(宮崎莉里沙ちゃん)の無邪気さ。
何も知らない家族の温かさが、逆に切ない。
外では“過去の償い”、家では“今を守る責任”。
2つの顔を行き来する高木(間宮祥太朗さん)の疲れた目が印象的だった。
平凡な幸せほど壊れやすいことを、静かに見せつけてくる。

まとめ

第1話は、“過去の罪”と“現在の罰”が同時に動き出す衝撃の幕開けだった。
間宮祥太朗さんの静かな演技、新木優子さんのミステリアスな存在感。
たった1話で関係図も伏線も山ほど仕込まれてて、すでに考察が止まらない。
開始1分で命が落ち、22年の時を経て罪が再び顔を出す。
これ、ただのミステリーじゃなくて、人間ドラマとしての深みも期待できそう。
次回、園子がどんな一手を打つのか――もう怖いのに目が離せない。
(みかんてぃ)