【ザ・ロイヤルファミリー】第2話、広中の奇策が涙腺崩壊レベル(感想)(ネタバレがあります)

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第2話、もう感情ジェット噴射。
広中(安藤政信さん)の“奇策”が、まさかここまで胸を打つとは思わなかった。
耕造(佐藤浩市さん)の圧と、栗須(妻夫木聡さん)のまっすぐさ、そして優太郎(小泉孝太郎さん)の冷静な判断。
それぞれの立場がぶつかり合ってるのに、最後は全部の線が奇跡みたいに繋がった。
イザーニャの走りで心の底から泣けた。

優太郎(小泉孝太郎さん)の宣言がすべてを動かした

「今年中に中央で1勝できなかったら競馬事業部撤廃」って冷静に言い放つ優太郎(小泉孝太郎さん)。
家族なのにビジネスライクなその感じが逆にリアルで刺さった。
耕造(佐藤浩市さん)の中にある“勝負師の血”を一気に燃やしてくるセリフ。
でもその一言が、栗須(妻夫木聡さん)を走らせ、広中(安藤政信さん)を引き寄せたきっかけにもなった。
プレッシャーで押し潰されるより、挑戦に変える空気が生まれた瞬間だった。
家族の中の“仕事”の距離感って難しいけど、あの会話があったからこそ物語が一気に熱を帯びた。

耕造(佐藤浩市さん)の頑固さと、栗須(妻夫木聡さん)の粘り

耕造(佐藤浩市さん)は、まさに“勝つこと”しか見えない男。
強引で、正解だけを追い続けるタイプ。
そんな耕造のやり方が現場とぶつかるのは当然だけど、それでも栗須(妻夫木聡さん)は食らいついて離れない。
「この人を信じたい」って気持ちが表情に滲んでて、見てる側も心掴まれる。
彼の“間に立つ力”がチームをつなぎ止めてる感じ。
耕造の苛立ちの奥にある“焦り”もちゃんと見えて、ただの上司と部下の話じゃなくなってくる。
ぶつかっても前に進もうとする姿が本気でカッコよかった。

広中(安藤政信さん)の奇策がすべてを変えた

「ファイトよりイザーニャの方が勝つ確率が高い」って広中(安藤政信さん)が言った瞬間、場の空気が止まった。
誰もが想定してなかった芝2000メートルへの挑戦。
ずっとダートを走ってきたイザーニャにとっては未知の世界。
でも、彼の“血統を信じる目”が光った。
勝負師というより、馬の心を読み取る職人って感じ。
反発する耕造に「結果で見せます」と静かに返す姿が最高にクールだった。
その一言が、レース前の緊張をピリッと締めた。
信じる力って、こういう瞬間に出るんだなと思った。

イザーニャの走りと、奇跡みたいな勝利

レースが始まった瞬間、鼓動が速くなる。
イザーニャが真っ先に飛び出して、先頭で逃げ続ける姿がひたすら眩しかった。
ロイヤルファイトがダートで待つ中、芝を駆け抜けるイザーニャの蹄音が胸に響く。
後ろからオーンレジス(沢村一樹さん)の猛追が迫るたび、息が詰まる。
でも彼女は最後までリードを守ってゴール。
あの瞬間の“勝った!”って叫びたくなる気持ち、たぶん全国の視聴者が同じだったと思う。
耕造の目がうるんで、栗須が涙をこぼしたのも納得。
あれは努力と信頼の結晶みたいな勝利だった。

まとめ

第2話は、“信じる勇気”がテーマみたいな回だった。
広中(安藤政信さん)の奇策は、常識を壊す挑戦だけど、そこにちゃんと“根拠と愛”があった。
耕造(佐藤浩市さん)の意地、栗須(妻夫木聡さん)の粘り、優太郎(小泉孝太郎さん)の決断。
全部が噛み合った瞬間、ただのレースが人生ドラマに変わった。
イザーニャの勝利、もう“奇跡”って言葉じゃ足りない。
第2話にしてこの熱量、日曜劇場の本気を見た。
(みかんてぃ)