『良いこと悪いこと』第2話、園子と笑美の過去がえぐすぎて息止まった(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

本日予約開始のコミック本を楽天ブックスでチェック
90日以内に発売予定の最新コミック本をAmazonでチェック

第2話、もう息が苦しくなるレベルでしんどかった。
猿橋園子(新木優子さん)と中島笑美(松井玲奈さん)の“あの頃”が明かされた瞬間、空気が一気に冷えた。
ただのミステリーじゃなくて、過去の痛みがそのまま現在を縛ってる感じ。
園子の「許すなんて無理ですから」って一言が、叫びみたいに響いた。

笑顔の裏に隠された「ニコちゃん」の本性

六本木のクラブで再会した笑美(松井玲奈さん)。
ホステスとして派手に笑ってるけど、その笑顔の奥にある過去が重すぎた。
「園ちゃんに意地悪してた」って軽く言うその口調が、逆にゾッとした。
謝罪っていうより“思い出話”みたいに語るのが怖い。
子どもの頃のいじめって、残酷さに気づかないままやってるのが一番残酷。
園子(新木優子さん)の沈黙が、全部を語ってた。

ぬいぐるみキーホルダー事件、あの日の裏側

同じキーホルダーを持ってたことがきっかけで、関係が崩れていった二人。
「ごめん、これ私のキャラだから外してもらったほうがいいかも」っていうセリフ、地味に刺さる。
小学生の“マイルール”が誰かを追い詰める瞬間って、あんな感じなんだと思う。
そのあと園子のキーホルダーが消えて、笑美が裏で仕掛けてた流れが明かされたとき、胸がぎゅっとなった。
嘘をついて周囲を操って、園子を泥棒扱いさせる。
あの年齢でこんな計算できるの、怖すぎる。
「ニコちゃん」ってあだ名が、皮肉にしか聞こえなくなった。

“キング”と呼ばれた男子の罪

園子を責めたキングの一言、「俺の友達を泥棒扱いしやがった、謝れよ」。
あれが一番のダメ押しだった。
子どもたちの世界では、男子の一言がクラス全体の空気を決める。
だからこそ、その言葉が園子を孤立させた。
笑美だけじゃなく、キングにも責任がある。
見てて、「こういうの現実にもあったよな」って思わされるリアルさ。
過去をただの背景にせず、今の事件のモチーフにしてるのが本作の強さ。

「許すなんて無理」──園子の涙の意味

「謝ったら許してもらえると思ったんですね。無理ですから…許すなんて」
新木優子さんの声の震え方がリアルすぎた。
涙をこらえながらも、表情は崩れない。
怒りと哀しみが同じ温度で混ざってるのが伝わってくる。
松井玲奈さんの“動揺しない謝罪”との対比も完璧。
ただの和解シーンじゃなくて、“心の断絶”を見せる演技バトルだった。
見てる方も呼吸を忘れるレベルの緊張感。

SNSで広がった「園子かわいそう」「いじめリアルすぎ」

放送直後からXでは「イイワル」「園子かわいそう」「ニコちゃん性格悪すぎ」などのワードが急上昇。
「主人公がイジメられ側にいるドラマ珍しい」「あの頃の空気がトラウマ級」「女子の世界の怖さ描くのうますぎ」などの感想が溢れてた。
中でも「キングお前も謝れ」ってツッコミが多かったの、ちょっと笑えたけどわかる。
リアルすぎて心が痛いのに、目が離せない。
このドラマ、本当に“考察ミステリー”を超えて、“人間の闇”そのものを描いてる。

まとめ

第2話は、いじめという過去がどれだけ長く心に残るかを突きつけてきた。
園子(新木優子さん)の「許せない」は、復讐じゃなくて生存の証。
笑美(松井玲奈さん)の軽い謝罪との温度差が、二人の今を象徴してた。
「良いこと悪いこと」ってタイトルの意味が、少しずつ痛い形で浮かび上がってきた感じ。
もう次回が怖い。だけど見たい。この矛盾がたまらない。
(あやぴょん)

「良いこと悪いこと」の関連グッズを楽天ブックスで探す
「良いこと悪いこと」の関連グッズをAmazonで探す