第3話、あの勝男(竹内涼真さん)が泣いた。
最初は「また何か偉そうなこと言うんでしょ」って思ってたのに、最後には一緒に泣いてた。
椿(中条あやみさん)の前で自分のダメさを真正面から見つめる勝男、素直すぎてずるい。
夏帆さん演じる鮎美の影がずっと重なって見えて、過去のセリフが頭の中でリフレインしてた。
“作る”って、料理以上の意味があるんだなって思わされた回だった。
勝男(竹内涼真さん)、恋も料理も“自分改革”中
最初の頃の勝男って、「女が料理作るのが普通」って空気を出してて正直ムカついてた。
でも第3話では、ちゃんと自分でおでんを仕込んでる姿があってびっくり。
しかも前日から準備して、出汁の味にこだわるとか、努力が見える。
あの真剣な表情、今までの勝男と全然違う。
料理を通して、彼の中の“当たり前”が少しずつ壊れていくのが分かる。
鮎美(夏帆さん)に言われた言葉が、今ようやく届いてる感じだった。
椿(中条あやみさん)のマイペースさが刺さる
椿の「おでん? コンビニでも買えるじゃん」発言、あれ相当パンチあった。
悪気がないのか、無神経なのか分からないけど、あの軽さが妙にリアル。
そしてその言葉でイラッとする勝男の気持ち、痛いほどわかる。
だけど、彼女の言動が全部ブーメランみたいに勝男に返ってくるのがこのドラマの上手いところ。
椿が“昔の勝男”の姿そのもので、彼自身が過去と対話してるみたいだった。
中条あやみさんのテンポのいい会話の中に、ちょっとした毒がちゃんと効いてた。
「分かった!」からの涙までが名シーン
「俺は椿の心づかいのなさに絶望してる!」ってキレた時は、またいつもの勝男かと思った。
でもその直後に「それは俺も一緒だ」と言葉を飲み込む流れ、完全に予想外。
一気にトーンが変わって、表情がぐしゃっと崩れる。
“作った人の気持ちを想像しないで”って自分に突き刺さるセリフ、泣くしかない。
「毎日、鮎美の心踏みにじってたんだ」って呟き、静かなBGMと合ってて完璧だった。
竹内涼真さんの涙、嘘っぽさゼロで本当に心に届いた。
料理が鏡になるドラマの面白さ
おでんって“手間をかけた愛情の象徴”みたいな料理。
だからこそ、椿の何気ない言葉が刺さるし、勝男の気づきが深く見える。
このドラマはただの恋愛じゃなくて、人としての成長物語になってきてる。
「作る」って行為の中に、思いやりも、反省も、全部詰まってる。
鮎美(夏帆さん)の存在が画面にいなくても、ちゃんと勝男の心の中にいるのが伝わった。
SNSでは“勝男沼”が急増中
放送直後、「勝男滅びろ!」派だった人たちが一気に「勝男推し」へ転向。
「竹内涼真の泣き方がリアルすぎ」「成長してく勝男にキュン」「人の気持ちを考えるってこういうこと」などコメントが止まらなかった。
あと「おでんで泣くドラマ、初めて」って声もあってほんとそれ。
毎週、ちょっとずつ人が変わっていく過程を見られるのが最高。
椿も鮎美も、それぞれ勝男の成長を映す鏡みたい。
まとめ
第3話は、“人の気持ちを想像する”ことの大切さを、料理で描いた回だった。
竹内涼真さんの勝男が泣くまでの流れが自然すぎて、気づいたら自分も泣いてた。
夏帆さんの鮎美の存在が見えないところで支えてて、中条あやみさんの椿がそれを引き出す。
この三人の関係が絶妙で、物語のバランスがすごく良い。
おでん一つで人生を見つめ直すって、こんなにドラマチックだとは思わなかった。
次回もきっと、涙と笑いの両方で心を温めてくれる。
(みかんてぃ)
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