第2話、まさかの展開で息をのんだ。
園子(新木優子さん)と笑美(松井玲奈さん)がようやく言葉を交わしたその夜、笑顔の裏に潜む“罰”が襲いかかる。
穏やかな会話が続いたと思ったら、一瞬で地獄に突き落とされる。
タイトルの「良いこと悪いこと」が、まさにこの回そのものだった。
園子(新木優子さん)と笑美(松井玲奈さん)、過去の傷がにじむ再会
久々に顔を合わせた園子と笑美。
“ニコちゃん”と呼ばれていた笑美(松井玲奈さん)は、昔と変わらず明るく笑っていたけど、その笑顔が少しだけ震えてた。
「私覚えてるんだ、小学生のころ、園ちゃんに意地悪してたって」
その一言で、空気がピリッと張り詰めた。
園子(新木優子さん)は静かに、でも確実に怒ってた。
「謝って楽にならないでください。無理ですから…許すなんて…」
そのセリフ、まっすぐで痛かった。
謝罪よりも重い“記憶”が、2人の間にまだ残ってる。
笑美(松井玲奈さん)の“夢”と“罰”が交差した夜
笑美が描いたのは「スポットライトを浴びるアイドルの絵」。
子どもの頃の夢が、皮肉にも“光”という形で彼女を追い詰めるなんて。
違法薬物のデータを園子に渡した直後、トラックのライトが強烈に照らす。
あれが、彼女にとっての“最後のスポットライト”。
演出のタイミングが完璧すぎて、見てる側も心臓が止まった。
「そういうライトか…」ってSNSで誰もが呟いたの、ほんとわかる。
夢と罰が同時に降ってくる感じ、残酷で美しかった。
高木(間宮祥太朗さん)の焦り、そして迫る恐怖
武田(水川かたまりさん)、桜井(工藤阿須加さん)に続く3人目の被害。
高木(間宮祥太朗さん)はもう完全に追い詰められてた。
「自分もいつ死ぬかわからない」という焦燥感が全身からにじんでる。
園子と一緒に動いてるのに、どこか信じきれない。
間宮さんの演技、冷静に見えるのに目の奥がずっと揺れてるのが怖いほどリアル。
犯人が“誰かの中にいる”感覚が、画面から伝わってくる。
「スポットライト」の意味がひっくり返る、脚本の巧みさ
子どもの夢って、本来キラキラしてるものなのに、このドラマではそれが“呪い”になってる。
笑美の「スポットライト」は、希望の象徴だったはずなのに、最期には死の光になった。
三谷脚本かと思うほどの皮肉な構成。
“夢”が“罰”に変わる瞬間の演出が秀逸だった。
あの一瞬で、「良いこと」と「悪いこと」の境界が消えた。
このタイトル、毎回の展開で意味を変えてくるのがすごい。
SNSが大混乱「ニコちゃん…」「そういうライトか…」「怖すぎ」
放送後、X(旧Twitter)は完全に“ニコちゃんショック”。
「まさかあの流れで!?」「泣いた」「そーきたか、エグい」「にこちゃん…うそでしょ」ってコメントが止まらなかった。
「そういうスポットライトか!」のワードが一気にトレンド化。
ほんの数分前まで“許し”をテーマにした会話だったのに、急転直下の事故。
光が優しく見えた瞬間にすべてを奪う。
この落差が、このドラマの一番の中毒性。
まとめ
第2話は、まさに「光と闇の境界線」。
園子(新木優子さん)の冷静な表情の裏に燃える怒り、笑美(松井玲奈さん)の涙混じりの笑顔、そして高木(間宮祥太朗さん)の焦燥。
全員が“罪と記憶”を抱えたまま、次の犠牲者へと進んでいく。
「良いこと悪いこと」って、結局どっちも同じ場所にあるんじゃないかと思わされた。
悲しいのに、目が離せない。
このドラマ、回を追うごとに心を削ってくる。
(あやぴょん)

