始まりから心臓がギュッとなった。
イズミ(林芽亜里さん)の逮捕シーンで「えっ嘘でしょ?」って叫んだの、私だけじゃないはず。
でもドッキリだったとわかってホッとした瞬間に、ルイ(田辺桃子さん)の顔が冷めてて、空気が一気に張り詰める。
3人のバランスが完璧じゃないからこそ、リアルで、危うくて、尊い。
第4話は、“罪の重さ”と“アイドルとしての生き方”が真正面からぶつかった回だった。
衝撃の冒頭、逮捕ドッキリであぶり出される本音
いきなりイズミ(林芽亜里さん)が警察に連行される。
泣き叫ぶテルマ(横田真悠さん)と、凍りつくルイ(田辺桃子さん)。
そのあとドッキリ企画だったとわかって笑顔になる2人を見ても、ルイだけは笑えない。
「なんでイズミだ…」というテルマの一言が、ルイの中の警戒心を刺激した。
罪を抱えた3人にとって、ほんの一言が命取りになる。
その怖さを知ってるルイが怒るのも当然。
一瞬の油断が崩壊を呼ぶかもしれない、そんな緊張感がずっと流れてた。
ルイ(田辺桃子さん)の不安が膨らんでいく
河都(城田優さん)からの電話が、ルイの不安に火をつけた。
ドッキリ番組にベビスタを推薦したのは自分だと明かし、「プロデュースしたい」と言ってくる河都。
でもルイは「もうあなたには頼らない」ときっぱり拒否。
この“拒絶の強さ”が、彼女の過去を物語ってる。
一方で、調査会社の下谷(テイ龍進さん)が襲われる事件や、羽浦(田村健太郎さん)の時計の発見など、状況はどんどん不穏に。
加えて麗子(加藤ローサさん)の意味深な「いろいろ聞いていますからね」。
静かにじわじわと、ルイの周りに罠の影が迫ってた。
イズミ(林芽亜里さん)の覚醒、「ベビスタを守る」ってこういうこと
ドッキリのときに手錠をかけられた瞬間、イズミが気づいた言葉がすごく響いた。
「犯罪者として生きるより、3人でアイドルできなくなるほうが怖い」って。
このセリフで泣いた人、多いと思う。
彼女の中で、恐怖より“仲間”が勝った。
しかも羽浦と密かに付き合っていて、その罪悪感を抱えた上での発言だから重い。
「私ら3人なら絶対にうまくいく」「獲りにいこう、アイドルのてっぺん」。
ライブシーンの笑顔が、嘘じゃない強さに変わってた。
林芽亜里さん、回を追うごとに芯が通ってきてて本当にすごい。
河都(城田優さん)と麗子(加藤ローサさん)に漂う不穏な気配
河都の提案を断ったはずのルイが、ラストで彼と再会。
カメラのシャッター音が響くあの瞬間、ゾワッとした。
誰が撮ってるのか、何を狙ってるのか。
麗子の「いろいろ聞いています」も、単なる忠告じゃなさそう。
夫婦の裏に何かあるのは確実で、物語がいよいよ“推し”から“真実”へシフトしていく感じ。
連続殺人事件とベビスタの罪がどう交わるのか、怖いけど気になりすぎる。
点と点が繋がり始める、久保(水間ロンさん)の存在
ルイを尾行していたファン・久保(水間ロンさん)の部屋から出てきた写真。
そこにはベビスタのメンバーだけじゃなく、連続殺人の被害者まで。
ここで一気に“推しの狂気”と“事件の真実”が交差する。
望月(曽田陵介さん)と坂本(坪倉由幸さん)の追跡も始まり、物語のスピードが上がっていく。
ベビスタの3人が逃げ場を失っていく予感しかしない。
それでも“光”を信じてステージに立ち続ける姿が痛いほど眩しい。
まとめ
第4話は、イズミ(林芽亜里さん)の覚悟が全てを動かした回だった。
罪と恐怖の中でも、アイドルであることを諦めない彼女がまぶしかった。
ルイ(田辺桃子さん)の冷静さ、テルマ(横田真悠さん)の純粋さ、イズミの情熱。
3人のバランスがいびつだからこそ、強い。
連続殺人の謎が深まるほど、ベビスタの絆が固くなっていく。
光の中で影が濃くなるこのドラマ、次回の不穏な予感がもう怖いのに、目を離せない。
(ゆめのん)

