第3話の玄一(及川光博さん)、破壊力がすごかった。
索(手越祐也さん)に「好きなんです」って言うまでの、あのもじもじとした間と視線の逃げ方。
50歳の恋がこんなにピュアでまっすぐで、画面の温度が上がるなんて誰が想像した?
見ているだけで頬がゆるむのに、胸の奥がぎゅっと掴まれる。
トレンド入りも納得しかない。
玄一(及川光博さん)の恋がまぶしすぎる
動物飼育員で、優しさがにじむ玄一(及川光博さん)。
ペット禁止のアパートで老犬2匹と亀1匹と暮らして、誰よりも“面倒を見る”人なのに、自分の恋には不器用。
ほたる(白鳥玉季ちゃん)に「父親のふりをして」と頼まれて引き受ける姿も、やさしさの塊みたいだった。
でも今回、その優しさが恋に変わって、ついに「好きなんです」って言葉になった瞬間、世界が静止した。
優しさが勇気に変わる瞬間を見せられた気がした。
ミッチー、かわいいのにかっこいいってずるい。
索(手越祐也さん)のリアクションがリアルすぎた
索(手越祐也さん)の「はぁ?」っていう反応、完全に想定外だったっぽい。
普段はクールでちょっと人を寄せつけないのに、あの時だけ完全に動揺してた。
玄一の言葉にバリアが外れた感じ。
あの“まばたきの間”がリアルで、まるで心の準備が追いついてない表情だった。
この2人、会話のテンポが違うのに、感情の周波数だけ妙に合ってるんだよね。
言葉のズレが恋の始まりになる感じが、見てて苦しいほど愛しい。
玄一とほたる(白鳥玉季ちゃん)の“家族じゃない家族”
ほたるの「私、あなたを買います」って台詞から始まった親子契約、最初は奇抜すぎたけど、今は泣ける。
ほたるがいることで、玄一の優しさがより深く見える。
玄一にとって“家”は、愛する誰かを守るための場所なんだって思える。
ほたるが「父親のふり」を頼んだ時の必死な目も忘れられない。
家族の形っていろいろあるけど、この3人の関係は“必要とされることの救い”を感じる。
白鳥玉季ちゃんの演技、まっすぐで切ない。
玄一と索の距離が近づく瞬間
索が「なんでもそうなんですか?」って詰め寄るシーン、空気が止まった。
玄一が柱に寄りかかって、「気になってるからで…」って言うまでの沈黙が長くて息苦しい。
そして、勇気を振り絞って「好きってことです」って言葉を出すの、ほんとに尊い。
言葉が震えてるのに、気持ちはまっすぐ。
それを聞いた索の「はい?」もリアルすぎて、見てるこっちが心臓持たなかった。
照れと驚きが同居してる二人の空気、甘くて痛い。
周囲のキャラも支え合いの温度が心地いい
玄一を見守る百瀬まどか(渋谷凪咲さん)や岡部成治(田中直樹さん)の存在が温かい。
みんなそれぞれに「孤独」と「優しさ」を持ってて、ドラマ全体がやさしい灯りみたいになってる。
坂井真紀さん演じる井の頭今日子の明るさも、作品の中でいいバランスを取ってくれてる。
誰かを好きになるって、恋愛だけじゃなく“生き方そのもの”なんだって気づかされる。
こんなに静かで熱い群像劇、深夜枠にあるのがもったいないレベル。
まとめ
第3話は、玄一(及川光博さん)の恋がやっと言葉になった回。
索(手越祐也さん)との距離が近づいた分、これからの関係がどう動くのか怖くもあり楽しみでもある。
ほたる(白鳥玉季ちゃん)の存在が2人の関係をやさしく繋いでいて、家族でも恋人でもない“居場所”の形が見え始めた。
ミッチーの「好きなんです」、ドラマ史に残るレベルで尊い。
この温度、しばらく下がらない。
(ほのりん)

