第3話、静かな場面なのに心の中はずっとざわついてた。
栗須栄治(妻夫木聡さん)が涙をこらえきれなくなる瞬間、こっちも涙腺崩壊。
馬を巡る男たちのプライドと夢、言葉よりも背中で伝わる。
“努力”とか“奇跡”なんて言葉よりも、ただの「想い」がまっすぐで美しかった。
ロイヤルハピネスを巡る取引、夢をかけた瞬間
第3話では、耕造が所有する繁殖牝馬・ロイヤルハピネスを「ノザキファーム」で預かることが決定。
剛史(木場勝己さん)と加奈子(松本若菜さん)の表情が、言葉より雄弁だった。
牧場を守るための誇りと、夢への執念。
1頭1億円という金額に、彼らの“本気”が詰まってた。
「この牧場の馬でG1をとる」っていう剛史の言葉、もう宣言じゃなくて祈りだった。
その場に立ち会った栗須(妻夫木聡さん)の目が、うっすら濡れていくのがリアルで震えた。
耕造と剛史、ふたりの“信念”が重なる瞬間
耕造の「有馬記念で勝つ」という夢と、剛史の「牧場の馬でG1を取る」という信念。
全く違う立場なのに、同じ場所を目指してるのがわかる。
競走馬を通じて繋がる人間ドラマって、こんなに熱いものなのか。
栗須(妻夫木聡さん)がその2人を見つめる目が、まるで“夢の証人”みたいだった。
このドラマ、馬が走る前から、もう心が走ってる。
妻夫木聡さんの涙、説得力がありすぎる
涙って、芝居でごまかせない。
妻夫木聡さんの泣き方は、感情があふれるんじゃなくて、込み上げてくるタイプ。
剛史と耕造の交渉が成立した瞬間、彼の表情がふっと緩んで、目が潤む。
あれは“役としての涙”じゃなくて、“人としての共鳴”。
SNSでも「妻夫木くんの涙は毎回尊い」「また泣かされた」「この涙で週が終わる」とコメントが続出。
彼の涙が物語の温度を一気に上げてる。
ノザキファームの夜、静けさの中にある情熱
取引成立後の乾杯シーン。
グラスの音が響くあの瞬間、画面から伝わる“熱”がすごかった。
夢を語る剛史(木場勝己さん)も、それを聞く栗須(妻夫木聡さん)も、まるで少年みたいにまっすぐ。
松本若菜さん演じる加奈子の笑顔も、誇りと優しさが混ざってた。
競馬の世界の厳しさを描きながら、こういう“希望の灯”をちゃんと見せてくれるのがこのドラマの良さ。
まとめ
第3話は、“夢を見ること”の尊さを丁寧に描いた回だった。
栗須栄治(妻夫木聡さん)の涙には、努力しても報われない現実を知っている人の優しさがある。
耕造(村上弘明さん)と剛史(木場勝己さん)の信念、加奈子(松本若菜さん)の支え。
それぞれの想いが重なって、静かな夜が眩しく見えた。
有馬記念までの道のり、もうただのレースじゃない。
夢を繋ぐ物語として、毎話が心に残る。
(みかんてぃ)

