『ザ・ロイヤルファミリー』第3話、“夢をつなぐ馬”に涙が止まらない(感想)(ネタバレがあります)

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第3話は、静かな熱と涙が共存してた。
耕造(佐藤浩市さん)と栗須(妻夫木聡さん)、そして加奈子(松本若菜さん)の思いが重なって、画面の奥から魂みたいなものが伝わってくる。
でもいちばん刺さったのは、翔平(三浦綺羅さん)の小さな行動。
たった一枚の絵なのに、言葉より強い。
家族の夢が、ちゃんと次の世代に届いた瞬間だった。

日高の牧場に流れる“勝ちたい”の願い

栗須(妻夫木聡さん)が耕造(佐藤浩市さん)を連れて日高地方の「ノザキファーム」へ。
加奈子(松本若菜さん)の父・剛史(木場勝己さん)が語る言葉が重かった。
「食いつなぐだけじゃなく、勝ちたい」。
その一言に、現場で生きる人の意地と誇りが詰まってた。
加奈子(松本若菜さん)も「父の夢はみんなの夢」と静かに続ける。
この親子の真っ直ぐさが、耕造の心を動かしたんだと思う。
「俺もG1を取る。その夢を日高の馬で成し遂げる」って言葉に、鳥肌が立った。

耕造(佐藤浩市さん)の“夢を共有する覚悟”

「乗らせろよ、あんたの夢に」って耕造(佐藤浩市さん)が言うシーン。
この瞬間、言葉の重みが画面からあふれた。
剛史(木場勝己さん)が涙を流して「よろしくお願いします」と頭を下げたとき、
それはただの商談じゃなく、夢の契約だった。
栗須(妻夫木聡さん)の目が静かに光ってたのも印象的。
彼はただ見守るだけで、場の熱量をちゃんと受け止めてた。
“競走馬ドラマ”なのに、人の誇りと情熱の物語に見えた。

ロイヤルホープ——夢を乗せた名前の響き

耕造(佐藤浩市さん)が剛史(木場勝己さん)から買った馬の名前が「ロイヤルホープ」。
その名前を栗須(妻夫木聡さん)から聞いた加奈子(松本若菜さん)の笑顔が忘れられない。
「ホープか。いいよ、すごくいい!」って声の明るさが希望そのものだった。
この“希望”が、父から娘へ、そして息子へと受け継がれていくのが美しい。
名前って、願いの塊なんだなって改めて思った。
ロイヤルホープという響きに、牧場の誇りと未来がちゃんと宿ってた。

翔平(三浦綺羅さん)の絵が示す“未来の継承”

小学5年生の翔平(三浦綺羅さん)が描いた「未来の夢 ジョッキー」の絵。
その馬のゼッケンに「ロイヤルホープ」って書き足す瞬間。
たった一つの文字なのに、涙が出た。
夢のリレーってこういうことなんだと思う。
母の笑顔、祖父の執念、そして耕造たちの覚悟。
全部を小さな手で受け取って、絵の中で未来に繋げる。
子どもの純粋さが、ドラマ全体を優しく包み込んでた。

SNSが涙で溢れた“ロイヤルホープ”の瞬間

放送後、SNSでは「翔平くんの絵で泣いた」「“ロイヤルホープ”って書き込むだけで号泣」って声が続出。
演出が派手じゃないのに、感情が波みたいに押し寄せる。
静かに夢を語る大人たちと、何も言わずに夢を見る子ども。
その対比が美しくて、まるで1本の詩みたいだった。
翔平の“筆跡”が、この物語の希望そのもの。
次の世代が夢を描き継いでいくって、こんなに泣けるのか。

まとめ

第3話は、“夢の継承”を描いた静かな名作回だった。
耕造(佐藤浩市さん)と栗須(妻夫木聡さん)が日高の牧場で見た“希望”。
加奈子(松本若菜さん)と剛史(木場勝己さん)の親子の絆。
そして翔平(三浦綺羅さん)の絵に書かれた「ロイヤルホープ」。
全部が一つの線で繋がっていた。
大きな夢は、大きな言葉じゃなく、小さな行動で受け継がれていく。
そんな優しさを感じた45分だった。
(みかんてぃ)

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