『いつか、無重力の宙(そら)で』、最後まで涙止まらないってこういうこと(感想)(ネタバレがあります)

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第32回、心がふわって浮くのに、重力みたいに涙が落ちた。
飛鳥(木竜麻生さん)たちの「宇宙へ行く」って夢、ずっと遠い話みたいだったのに、最後には現実の延長みたいに感じてしまった。
笑って泣いて、また笑って。
全部が穏やかで、でも芯が強くて。
終わった瞬間、胸の奥がぽかぽかするのに、ちょっとだけ寂しい。

「宇宙に行こう」って約束が再び息をする

高校の天文部で「一緒に宇宙へ行こう」って語ってた4人。
それぞれ違う人生を歩いて、夢を忘れかけてた頃に、また光が差した感じ。
「超小型人工衛星なら、今の私たちでも宇宙を目指せるかも」って言葉が、まるで誰かが背中を押してくれたみたい。
飛鳥(木竜麻生さん)、ひかり(森田望智さん)、周(片山友希さん)、晴子(伊藤万理華さん)。
4人の再会って、“夢の続き”じゃなくて、“夢の再起動”。
ひとつの想いが、また動き出す瞬間がこんなに尊いなんて。

宇宙に届いた「名言ミッション」

人工衛星が無事に宇宙へ飛び立つシーン、空気の透明度が違った。
まるでカメラ越しでも息を止めてしまうほどの静けさ。
ひかり(森田望智さん)のアイデアだった「宇宙から地球を見た時の名言」。
周(片山友希さん)、晴子(伊藤万理華さん)、そして飛鳥(木竜麻生さん)の言葉が、地球へ届く瞬間はどれもまっすぐ。
でも、最後の「あともう1個あるんです」って彗(奥平大兼さん)の一言が空気を変えた。
予感のあとに流れた、ひかりの声。
その瞬間、涙がこぼれる音が自分の耳にも届いた気がした。

ひかりの「宇宙から愛を込めて」が全部持ってった

「宇宙から地球を見て言うことじゃないかもだけど、みんなが大好き。私が言いたいのはそれだけ。宇宙から愛を込めて、ひかりより」。
ひかり(森田望智さん)のその言葉は、音じゃなくて光みたいに胸に差し込んだ。
飛鳥たちが涙で笑いながら「こういうことするのが、ひかりだったな」ってつぶやくとこ、優しさしかなかった。
誰かの「好き」って言葉って、こうやって時間を超えるんだなって思った。
宇宙よりも広い、友情の温度。

飛鳥(木竜麻生さん)の選んだ“続き”

高校時代のひかり(上坂樹里さん)の「終わらせなきゃいいじゃん」って言葉が、ずっと飛鳥の中に残ってた。
その一言に背中を押されて、宇宙ベンチャー「サットモア」へ転職を決める飛鳥。
もう一度夢を見る勇気を、ちゃんと自分の足で選んだ瞬間だった。
涙じゃなくて、希望で目が潤む感じ。
終わりなのに“未来”を見せてくれる最終回って、すごい。

SNSが泣き声であふれてた夜

「ひかり『みんなが大好き』こんなん泣く」「ひかりの声が流れた瞬間、涙出た」って投稿が次々に。
共感の嵐ってこういうこと。
誰もが自分の中に“夢を諦めかけた時の痛み”を持ってて、それがこのドラマに反応したんだと思う。
主題歌も演出も静かで、でもちゃんと届く。
「ありがとうNHK」って言葉がタイムラインに並んでて、まるでひとつの“宇宙”みたいに優しかった。

まとめ

「いつか、無重力の宙(そら)で」は、夢と現実のあいだにある“やわらかい場所”を描いたドラマだった。
飛鳥(木竜麻生さん)たちの宇宙は、もう遠くない。
ひかり(森田望智さん)の声が残していった愛情が、ちゃんと地球にも届いてる。
終わったはずなのに、まだどこかで続いてる気がする。
重力を忘れた夜に、もう一度見たくなるドラマ。
(みかんてぃ)

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