『シナントロープ』第4話、ハシビロコウの恋、静かに爆誕(感想)(ネタバレがあります)

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第4話、やっと“心が動いた音”が聞こえた気がした。
志沢匠(萩原護さん)が、無言のまま見つめるその瞬間。
目線だけで「恋した」って伝わるのがすごい。
静かなドラマなのに、心拍数だけは派手に跳ね上がる。
“シナントロープ”って、ただのバーガーショップじゃなくて、人の感情が交差する場所なんだって改めて思った。

志沢(萩原護さん)の「はい。初めてです。」が刺さる

スーツケースを抱えた女性が入ってきた瞬間、志沢(萩原護さん)の空気が変わった。
それまで寡黙で表情のない“影”みたいな存在だったのに、視線に温度が宿る。
ことみ(山田杏奈さん)の「惚れたか?」の一言も、絶妙すぎるタイミング。
そして志沢の「はい。初めてです。こんな気持ち」――この一言、まっすぐすぎて泣けた。
多分、彼にとって恋は未知の感情なんだと思う。
あの淡々とした口調の中に、心の震えがちゃんとあった。

“ハシビロコウ”と呼ばれる男の可愛さが爆発

SNSではもう「ハシビロコウの恋」でトレンド入り。
普段の志沢は、まばたきもしないくらい無表情で、何を考えてるかわからないタイプ。
そんな彼が、恋した瞬間だけ頬をかすかに赤らめるの、反則すぎる。
「キョドる志沢くん」「ハシビロコウがドキドキしてるwww」っていう反応、みんな同じ気持ちだったはず。
不器用な人が恋を知る瞬間って、なんでこんなに尊いんだろう。
恋が始まる音が聞こえるなら、多分この回のラストだった。

ことみ(山田杏奈さん)の“観察者”としての優しさ

ことみ(山田杏奈さん)が志沢をからかいながらも、どこか温かく見守ってるのが印象的だった。
彼女自身、店のことで悩みながらも、他人の心の変化にはちゃんと気づく。
「惚れたか?」って言葉に込められた軽やかさが、志沢にとって救いだったと思う。
“恋を笑わない人”がそばにいるって、どれだけ大きいことか。
山田杏奈さんの柔らかい声が、シナントロープの空気を少し明るくしてた。

第4話は“恋のはじまり”と“事件の影”が交錯

ほっこりした恋模様の裏で、「シナントロープ」に再び不穏な空気が漂ってる。
折田(染谷将太さん)が裏で動き始め、塚田(高橋侃さん)を次のターゲットに。
人間関係が少しずつ崩れていく中で、志沢だけが“純粋な感情”を見せたのが余計に際立つ。
此元和津也さんの脚本、やっぱり人間の“静かな狂気”と“ささやかな幸福”を同時に描くのがうますぎる。
次の事件が起こる予感があるのに、恋の余韻が残るこの構成、絶妙。

SNSでは「ハシビロコウかわいい」が連発

放送直後、「ハシビロコウが恋した!?」「かわいすぎる」「応援したくなる」ってコメントが殺到。
みんな志沢の初恋を全力で見守ってる感じ。
キャラとしてのミステリアスさを保ちつつ、恋で少しずつ人間味が出るのがこのドラマの魅力。
「静かな恋」と「不穏な現実」、そのコントラストがクセになる。
今後、この恋が事件にどう絡むのか、もう不安と期待が半分ずつ。

まとめ

第4話は、志沢匠(萩原護さん)が“恋を知った日”。
たった一言と一瞬の視線だけで、ドラマの温度が変わった。
ことみ(山田杏奈さん)の軽口も優しく響いて、店の空気が少しだけ柔らかくなった気がした。
でも、その温度の裏に潜む“シナントロープ”の影がじわりと近づいてる。
恋と事件、どっちが先に弾けるのか――次回が怖いのに、見たくてたまらない。
(あやぴょん)