第4話は、栗須(妻夫木聡さん)たちがロイヤルホープに夢を託し、有馬記念への第一歩を踏み出す熱い回だった。
冷たい風が吹く競馬場の空気の中で、“信じること”がどれだけ人を動かすのかを思い知らされる。
SNSでは「泣けた」「人馬一体すぎて震えた」「ホープのデビュー戦で号泣」などの声が続出。
スポーツの枠を超えて、まさに“人生ドラマ”だった。
“問題児”ジョッキー・佐木(高杉真宙さん)との出会いがすべてを変えた
地方競馬のジョッキー・佐木隆二郎(高杉真宙さん)をスカウトしようと奔走する栗須(妻夫木聡さん)。
過去の暴力事件が尾を引き、中央競馬への道は遠い。
でも、栗須はあきらめない。
「馬も人も、どこで生まれたかは関係ない」という一言に、すべての想いが詰まっていた。
佐木が見せる反発も、実は自分の夢を信じたい気持ちの裏返しで。
そんな彼に真正面から向き合う栗須の姿勢が、まるでホープを育てるように丁寧で温かかった。
栗須(妻夫木聡さん)と耕造(佐藤浩市さん)の“あきらめないDNA”
ロイヤルヒューマン創業者・耕造(佐藤浩市さん)と栗須(妻夫木聡さん)の関係は、師弟を超えて親子みたいな絆に変わってきた。
耕造が「問題児は扱いにくい」と言っても、栗須は「単なる問題児には思えない」と言い切る。
その言葉の裏にあるのは、耕造から受け継いだ“信じ抜く力”。
馬主としての誇りと、人としての信念。
それを栗須が継承していく姿が胸を打つ。
どんなに無謀でも、誰かを信じて突き進む姿ってこんなに熱いんだ。
“ホープ”のしっぽが3回揺れた瞬間、希望が動き出す
加奈子(松本若菜さん)から聞いた“しっぽを3回振るのはご機嫌のサイン”。
ホープが初めて佐木に会った時にそのしっぽを振った瞬間、鳥肌が立った。
馬が人を選んだような、運命の出会いだった。
栗須の顔が一気にほころぶその表情、あのわずかな笑みがこのドラマの象徴みたい。
競馬って、ただのレースじゃなくて“心の共鳴”なんだと感じた。
デビュー戦、“人馬一体”の奇跡
ついに迎えた東京競馬場のデビュー戦。
スタート直後、ホープは出遅れて最後方。
誰もが顔を曇らせる中、佐木(高杉真宙さん)だけが笑っていた。
「いいぞ、ゆっくりでいい」「聞こえるか?最高だろ」って心の声がもう詩。
そして第4コーナーで「いこう!」と叫んだ瞬間、画面の空気が変わった。
観客の歓声、栗須の「人馬一体」というつぶやき、ホープの走る音。
全部が重なって、涙が出るほど美しいラスト。
まさかの大逆転でゴールした瞬間、ただの勝利じゃなく“魂の共走”だった。
SNSで広がった“熱狂と涙”
放送後、「今週も泣けた」「競馬知らなくても感動する」「隆二郎かっこよすぎ」などの声がSNSを埋め尽くした。
「ホープの走りに希望をもらった」「栗須の言葉で人生見直した」といった感想も多くて、もう“心の有馬記念”状態。
この作品、競馬ドラマというより“人が生きる理由”を描いてるんだよね。
走る馬も、走らせる人も、みんなが夢にしがみついてる。
まとめ
第4話は、“信じる力”がすべてを動かした回だった。
妻夫木聡さんの栗須が見せた真っすぐな情熱、高杉真宙さんの繊細な演技、佐藤浩市さんの重厚な存在感。
そしてロイヤルホープの走り。
人も馬も、不器用で、でも美しくて、全員が懸命に生きていた。
このドラマが描く“ロイヤルファミリー”は血のつながりじゃなく、夢でつながる家族。
来週、どんな奇跡を見せてくれるのか楽しみで仕方ない。
(ゆめのん)

