『ちょっとだけエスパー』第3話、四季ちゃんの「うっかり」で世界が動いた(感想)(ネタバレがあります)

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第3話、静かな夜のリビングで事件が起きるなんて思わなかった。
文太(大泉洋さん)が家を出る直前、テーブルの上にあったEカプセルが消えてるだけなのに、空気がピンって張る感じ。
優しいはずの夫婦の会話の中に、ヒリッとした緊張が混ざるの、すごく怖いのに美しい。
まさかの「風邪薬…」が、あんなに重たい一言になるなんて。

“ちょっとだけ”の力がもたらす大事件

文太(大泉洋さん)は、少しだけ心の声が聞こえるエスパー。
その力を維持するために、兆(岡田将生さん)からEカプセルを受け取ることになってた。
でも、彼が「少しだけ」の力をどう使うかで、物語の空気が全然違う。
桜介(ディーン・フジオカさん)や円寂(高畑淳子さん)たちと行動する時は頼もしいのに、家に帰ると普通の夫。
そのギャップがこのドラマの肝だと思う。
「特別な力」よりも、「普通の生活」をどう守るかってテーマが見える気がする。

桜介(ディーン・フジオカさん)の秘密と、チームのゆらぎ

ノナマーレでの出来事、ここで桜介(ディーン・フジオカさん)に“息子がいた”とわかる展開は胸に残る。
文太が「そうだったのか」と静かに受け止める姿に、チームの信頼と不安が同居してる。
円寂(高畑淳子さん)や半蔵(宇野祥平さん)にもまだ秘密がありそうで、視線ひとつに意味が宿ってた。
このチーム、強いのに脆い。
まるで、心の声を聞けるからこそ生まれる距離の難しさを描いてるみたいだった。
普通の会話の裏に、心の声が重なって見える瞬間がゾクッとする。

「爆発を止めろ」――お祭りの夜に走る予感

今回のミッション、「爆発で人が死ぬのを止めろ」。
ただの事件解決じゃなくて、命の重みがちゃんと描かれてた。
人でいっぱいの神社、夜の提灯の明かり、遠くの笑い声。
その中で文太(大泉洋さん)たちが駆け回る姿は、ヒーローというより“誰かのために焦る人間”そのものだった。
野木亜紀子さんの脚本らしく、台詞が心の奥で鳴る。
走る足音の中に「守りたい」って気持ちがちゃんと聞こえた。

そして、四季(宮崎あおいさん)の“うっかり”が世界を変える

帰宅した文太が、Eカプセルが1錠減っていることに気付く。
その瞬間、画面の空気が止まる。
四季(宮崎あおいさん)はベッドの中で「風邪薬…」とつぶやく。
それだけなのに、全身がゾワッとした。
まさかの展開なのに、演出は静かで、怖いほど穏やか。
文太の絶句、そして部屋に残るわずかな余熱。
もしかして四季が“覚醒”するの?という予感で、ラスト1分が永遠に感じた。

SNSも騒然、「覚醒しちゃう!?」の嵐

放送直後、タイムラインが一気に騒がしくなった。
「飲んだ?えー!」「四季ちゃんエスパーなるの!?」「続き気になる!」と、興奮と動揺が混ざる感じ。
みんなが口を揃えて「1週間待てない」って言ってたの、めちゃ共感。
四季(宮崎あおいさん)のキャラはこれまで穏やかだったから、余計にこの展開のインパクトが強い。
“優しい人が境界線を越える瞬間”って、こんなに怖いんだと実感した。

まとめ

第3話は、“静かに崩れていく日常”がテーマみたいだった。
文太(大泉洋さん)が守りたかった家庭に、エスパーの力が入り込む瞬間の息苦しさ。
桜介(ディーン・フジオカさん)や円寂(高畑淳子さん)との繋がりも、いよいよ複雑になってきた。
四季(宮崎あおいさん)が何を感じ、どう変わるのか。
この先の展開が怖くて待ち遠しいっていう、変な中毒性がある。
来週の火曜が、少しだけ怖い。
(こころん)

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