第27話、ラストで完全に意表を突かれた。
なみ(さとうほなみさん)が女中になる流れかと思いきや、まさかのトキ(高石あかりさん)指名。
錦織(吉沢亮さん)の「単刀直入に言おう」からの一言に、息をのんだ視聴者も多かったはず。
SNSでは「え、トキちゃん!?」「そう来たか!」って驚きの声が爆発。
物語の風向きが、ここで一気に変わった気がした。
松江の街で交差する3人の思惑
新聞記者であり英語教師のヘブン(トミー・バストウさん)は、花田旅館を飛び出して新しい住まいを探すことに。
生瀬勝久さん演じる花田平太とのケンカ、まさに“異文化衝突”って感じだった。
県知事の江藤(佐野史郎さん)は、そんなヘブンの世話を錦織(吉沢亮さん)に丸投げ。
家も、女中も探せって、無茶ぶりがすぎる。
それでも錦織は律儀に動くところが彼らしい。
そして現れたのが、遊女のなみ(さとうほなみさん)。
彼女の「イエス!」の明るさが印象的だったけど、裏に何かありそうな雰囲気も漂ってた。
なみ(さとうほなみさん)の笑顔の裏にある影
なみの登場シーン、軽やかさの中に切なさがあった。
8人兄弟の長女として家事を担ってきた彼女の「イエス!」は、努力で生き抜いてきた強さの証。
弁当を差し出す時の笑顔も可愛くて、ヘブン(トミー・バストウさん)の「オイシイ」に思わずこっちまで笑顔になった。
このままなみが女中に決まると思ってたから、余計にラストが刺さる。
“できる女”で終わらない、なみの物語がこの先どう動くのか気になる。
彼女が外された理由、きっと単純じゃない。
錦織(吉沢亮さん)の「単刀直入」な一言がすべてを変えた
トキ(高石あかりさん)の家を訪れた錦織の緊張感、あれはただのお願いじゃなかった。
「単刀直入に言おう」って切り出した後の沈黙が長くて、まるでプロポーズ前の空気みたい。
「ヘブン先生の女中になってほしい」って言葉に、視聴者も一瞬フリーズ。
なみがダメだった理由、トキが選ばれた理由、その裏に“運命の糸”が見える。
吉沢亮さんの表情の柔らかさと、少しのためらいが絶妙で、静かにドラマを動かしてた。
トキ(高石あかりさん)の新たな旅立ちの予感
これまで家族の中で穏やかに暮らしていたトキ。
そのトキに、突然“ヘブンの女中”という役割が降ってくる。
高石あかりさんの目が一瞬揺れて、でもすぐに覚悟に変わるあの表情が印象的。
異国の風をまとった男との出会い、それが彼女の人生を変えるきっかけになるのかもしれない。
朝ドラらしい優しさと緊張が同居するシーンで、胸が温かくもざわついた。
視聴者の反応は「まさかのトキ指名」一色
放送直後、SNSでは「なみさんじゃないの!?」「展開読めなすぎ」「ついに運命動いた!」と驚きの声が続出。
「トキとヘブンが結婚するきっかけになるのかな」って考察も多くて、朝からトレンド入り。
“ラスト5分で世界が変わる”を地でいく第27話。
NHKの朝ドラって、やっぱりラブストーリーの始まり方が上手すぎる。
まとめ
第27話は、優しく進んでいた日常に“運命”が差し込んだ回だった。
なみ(さとうほなみさん)の健気さ、錦織(吉沢亮さん)の誠実さ、そしてトキ(高石あかりさん)の決意。
全員の想いが交錯して、ヘブン(トミー・バストウさん)の存在が一気に物語の中心に戻ってきた。
この“女中依頼”が、やがて恋と人生を動かすきっかけになるのかと思うと胸が高鳴る。
朝の時間にこんなドキドキをくれる『ばけばけ』、次回も見逃せない。
(ちーず姫)
