『良いこと悪いこと』第5話、“博士”の正体が怖すぎて息止まった(感想)(ネタバレがあります)

本ページはプロモーションが含まれています

第5話、まさかのネット掲示板から心臓が冷える展開だった。
羽立太輔(森優作さん)が深夜のパソコンの前で「博士」とチャットするシーン、静かなのに一番怖い。
「覚えてるよ、博士だよね?」→「もしかして、ちょんまげ?」ってやり取り、ゾワゾワが止まらなかった。
この作品、誰が生きてて誰が見てるのかわからなくなる瞬間が毎回ある。
“イイワル”タグがトレンドになるのも納得。

生き残った3人の作戦会議、静かな緊迫感

高木将(間宮祥太朗さん)、小山隆弘(森本慎太郎さん)、羽立太輔(森優作さん)がガレージで集まるシーン。
蛍光灯の光が少し揺れるだけで、心の奥が不安になる。
標的にされた6人のうち、生きているのはこの3人だけ。
テーブルの上に散らばる卒業写真、あの黒塗りのページがまた登場するだけで嫌な予感がする。
「まだ俺たちのこと知ってる人がいる」って羽立が言う声が小さくてリアル。
緊張で息が詰まりそうな会話なのに、どこか子どもの頃の名残を感じるのがまた切ない。

母校訪問でフラッシュバックする22年前の記憶

鷹里小を訪ねるシーン、懐かしさと後悔が入り混じってた。
園子(新木優子さん)が昇降口で立ち止まる瞬間の表情、胸がギュッとした。
22年前に閉じ込められた倉庫や謝罪させられた場所、記憶が映像みたいに押し寄せる。
校長の大谷(赤間麻里子さん)が「みんな自慢の生徒でした」と笑顔で言う場面が逆に怖い。
知らないフリなのか、本当に覚えていないのか。
卒業アルバムが校長室から消えてるって話も、もう不穏すぎる。
平和な学校のはずが、どこか現実じゃない感じに見えた。

羽立(森優作さん)が“博士”と出会った夜

小山(森本慎太郎さん)の会社で身を寄せた羽立が、何気なくネット検索を始める。
「鷹里小 掲示板」って文字が出た瞬間、嫌な予感しかしなかった。
「誰か見てる人いる?」から始まる書き込みの時間の流れがリアルで怖い。
2023→2024→2025と続く孤独な投稿。
それに「覚えてるよ」と返信する羽立。
“博士”って名前が出た時点で、空気が変わる。
「もしかして、ちょんまげ?」って返ってきたとき、ゾッとした。
懐かしさよりも、背筋が凍るような既視感。
そのままパソコンを閉じる羽立の動揺が、そのまま視聴者の動揺。

考察班が熱狂、「博士=誰?」でSNSが大荒れ

放送後、「博士って誰?」「オーキド博士?」「昆虫博士説ある?」など、タイムラインが一気に沸騰。
「イマクニの絵に虫が描かれてた」「博士=今國説」「いや違う、7人目だ」とか、考察が止まらない。
特に「もしかして、ちょんまげ?」の一言が、視聴者の想像を一気に加速させた。
暗号みたいなセリフ一つで、何年分もの人間関係が見えてくる。
SNSで「イイワル」がトレンド1位になったのも納得の熱量。
深夜にタイムラインがざわつくの、完全にホラー。

“博士”の存在が見せる、過去と現在の境界線

このドラマの怖さって、幽霊よりも“記憶が生きてる”ところ。
羽立のパソコン画面に浮かんだ文字が、まるで22年前の誰かの声みたいだった。
「このHPも、俺のことも誰も覚えてないんだ」って投稿が切なすぎて、怖さと悲しさが一緒に来る。
博士は恨みなのか、後悔なのか、それともまだ誰かの中に生きてる存在なのか。
音のない恐怖が、いちばんリアルに感じた回だった。

まとめ

第5話は、過去と現在がネットの向こうでつながる“静かな恐怖”の回だった。
羽立(森優作さん)の怯え方がリアルで、見てるこっちまで息が浅くなる。
高木(間宮祥太朗さん)と園子(新木優子さん)が動く中で、事件の輪郭が少しずつ見えてきた。
でも、“博士”という新たな謎がすべてをひっくり返しそう。
静かな音と一行の文字でこんなに怖いの、ずるい。
次回、また誰かの過去が開く気がしてならない。
(あやぴょん)

「良いこと悪いこと」の関連グッズを楽天ブックスで探す
「良いこと悪いこと」の関連グッズをAmazonで探す