『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』第6話、DNAスキャンダルで空気が凍った夜(感想)(ネタバレがあります)

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第6話、まさに“息をのむ”という言葉がぴったりだった。
レイコ(齊藤京子さん)が仕掛けた復讐劇が、一気に牙をむく。
ママ友の誕生日パーティーという華やかな場で、突然流れたDNA鑑定書。
笑い声の途中で、空気が凍る音がした。
誰もが仮面のまま立ち尽くすシーン、震えるほど静かだった。

復讐の女神・レイコ(齊藤京子さん)が仕掛けた“誕生日会”の罠

新堂家で開かれた娘・久美の誕生日パーティー。
ドレス、風船、ケーキ、完璧な笑顔。
でもその裏では、レイコ(齊藤京子さん)が冷静に計算してた。
DNA鑑定書がスクリーンに映し出された瞬間、すべての“ママ友劇場”が崩壊。
彩(香音さん)の顔がみるみる歪んで、まるで別人みたいに叫ぶ姿にゾッとした。
あの場面、BGMも止まって、ただ息づかいだけが響いてた。
復讐の瞬間って、こんなに美しくて残酷なんだ。

玲子(水野美紀さん)とレイコ、ひとりの女の“二つの顔”

55歳の玲子(水野美紀さん)が、全身整形で若いレイコ(齊藤京子さん)として蘇る。
“娘を殺された母”の怒りが、若い肉体を借りて動き出す構図がすごい。
第6話では、復讐に燃える一方で、彼女の中にまだ“母の優しさ”が残っているのが分かる。
真実を追う姿が狂気と哀しみの境界を歩いてるようで、見てるこっちまで痛い。
鏡の前で笑うシーンの“わざとらしい微笑”が、人間の壊れ方を表してた。
復讐の果てに何が残るのか――それを自分に問い続けているようだった。

沙織(新川優愛さん)と新堂家、すべての闇の中心

沙織(新川優愛さん)の夫・新堂幹久(竹財輝之助さん)が健司(津田寛治さん)を陥れた。
この“権力と偽善の家族”が、玲子=レイコの人生を壊した張本人。
第6話では、ついに新堂家の闇が扉を開き始める。
夫婦の会話は上品なのに、目が笑ってない。
沙織の「あなたは私が守る」ってセリフが、まるで呪いの言葉みたいに響いた。
レイコが敵として見るその姿が、完全に“ラスボス”。
新川優愛さんの冷たい笑顔が、鳥肌ものだった。

“DNAの真実”が暴いた、愛と嘘の連鎖

パーティーのクライマックスで流れたDNA鑑定書。
「久美ちゃんの父親は誰?」というSNSのざわめきが止まらなかった。
沙織の夫・新堂議員との関係を匂わせる展開に、観てる側も息を呑む。
血の繋がり、愛の裏切り、権力の腐敗。
一枚の紙が、何人もの人生を破壊する。
その破壊の瞬間を、レイコは冷静に見届けていた。
彼女の“勝利”の微笑が、逆に怖かった。

SNSが燃えた「DNA」衝撃の夜

放送直後、X(旧Twitter)では「DNA」「新堂家」「沙織の表情」でトレンド入り。
「怒涛の展開で息できなかった」「DNAの演出が天才」「沙織のラスボス感やばい」など、コメントが爆発。
中には「久美ちゃんの父親、新堂じゃないよね…?」「あの扉の向こうに何があるの!?」という考察も続出。
“昼ドラを超えた夜ドラ”って言われるのも納得。
第6話は復讐の中に“愛の病”が見える回だった。

まとめ

第6話は、ついに“レイコの復讐”が現実を動かした回。
齊藤京子さんの冷静さと、水野美紀さんの苦しみが重なって、感情の深度がぐっと増した。
DNAというキーワードが、愛と憎しみの境界をえぐり出してた。
華やかなパーティーで誰かが泣く、この対比がこのドラマの美学。
そして“復讐の終わり”が見えない今、次回が怖いほど楽しみ。
(りりたん)

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