第5話、息するの忘れそうなほど空気がピリついてた。
高木将(間宮祥太朗さん)と猿橋園子(新木優子さん)が核心に少しずつ近づく感じが怖いのに、目をそらせない。
そして終盤の、羽立(森優作さん=ちょんまげ)が交流サイトを開く場面。
あれ、静かなのに全方向から不穏が押し寄せてきて、体温下がった。
“博士”の書き込みが画面に浮かんだ瞬間、背中ゾワッとした。
生き残った3人の作戦会議、疑心暗鬼が加速してく
連続殺人の標的にされている6人のうち、生きているのは高木(間宮祥太朗さん)、小山(森本慎太郎さん)、羽立(森優作さん)の3人。
ガレージでの作戦会議は、明るく見える電球の下でも緊張がずっとつきまとってた。
誰が自分たちを恨んでいるのか、クラス写真を広げながら必死に記憶を探っていくけど、出てくるのは曖昧な過去ばかり。
その中で羽立が「僕らのこと知ってる人、もう一人いるよ」と言い出す瞬間、空気がカチッと変わった。
美化された“同級生の思い出”を信じられなくなる感じがして、ガレージの狭さが余計に圧迫感に変わった。
校長となった大谷の態度、嘘か本音か読めなさすぎる
当時の担任だった大谷(赤間麻里子さん)を訪ねて、4人+園子(新木優子さん)は母校へ。
小山(森本慎太郎さん)が懐かしさ全開で浮かれてる横で、園子の胸には過去の傷が蘇ってしまう。
その対比が痛かった。
大谷は「トラブルなんてなかったわよ」と軽く言い切るけど、高木(間宮祥太朗さん)たちは信じきれない。
さらに、自分たちの卒業アルバムが丸ごと消えている事実が出てきた瞬間、画面の色がひとつ暗くなるような感覚だった。
知らないふりをし続ける大谷と、何かを隠している確信だけが積み重なっていく。
「ごめんなさい……」涙の理由、そして誰かへの電話
高木と園子が帰った後、大谷が隠し持っていた“将来の夢の絵”の映像を見返すシーン。
園子の姿が映った瞬間、彼女の目からぽろっと涙が落ちて、「ごめんなさい……」と震える声。
あれは罪悪感なのか、それとも別の恐怖なのか。
そのまま何者かに電話して「もうやめませんか?」って懇願する場面は、優しさじゃなくて追い詰められてる感じ。
大谷の裏にまだ何層も何かがある気がして、心の中がざわざわしっぱなしだった。
ちょんまげד博士”…掲示板が一番怖かった説
ラスト、羽立(森優作さん)が開いた「ようこそ!鷹里小の森へ!」というサイト。
子ども向けっぽいページなのに、雰囲気がめちゃくちゃ怖い。
「このHPも、俺のことも誰も覚えてないんだ」「誰一人覚えてない」
3日前の書き込みを見て、羽立が「覚えてるよ、博士だよね?」と投稿すると、すぐに返事が来る。
「もしかして、ちょんまげ?」
この“速度”が逆に怖い。
羽立がパソコンを閉じる焦り方も人間味あったし、その後掲示板に勝手に増えていく書き込みも不気味すぎた。
「あの7人組で覚えててくれたのは」「さすがちょんまげ」
これ、誰目線? そして“7人目”は誰?
静かな部屋に響くカチッというクリック音すら緊張に変わる感じだった。
考察の嵐、博士とは結局…誰?
SNSでは“博士=あの子?”“まさかの大人?”“花音ちゃんの担任説?”など、考察が完全に爆発。
昆虫博士だった子なのか、ポケモンのオーキド博士をイメージしたアダ名なのか、そもそも“7人”の意味とは何なのか。
羽立が“誰も覚えてなかった”と書かれた内容を即信じた理由を深掘りする声も多かった。
細かい違和感が散りばめられているから、何を信じていいのか分からなくなる。
第5話のラスト数分だけで、次回への期待値も不安感も一気に跳ね上がったのは間違いない。
まとめ
第5話は、過去と現在の糸が急に絡み始める回だった。
高木(間宮祥太朗さん)と園子(新木優子さん)の動きが核心へ迫ってるのに、真実だけが遠ざかる感じがじわじわ怖い。
大谷の涙と電話、羽立と“博士”の掲示板、どれも静かに心を削ってくる展開。
画面の温度がずっとひんやりしてて、終わった後もしばらく落ち着かなかった。
このドラマ、回を追うごとに謎の影が濃くなるのがクセになる。
(みかんてぃ)

